11夏旅「ショートカットで西日本を渡る旅」1日目その3
<奈半利駅>
11夏旅「ショートカットで西日本を渡る旅」、1日目のお昼です。
サンライズ出雲・代行新幹線で岡山入り→坂出で特急しまんとに乗換えて、
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に初乗車!
ベランダ付きのしんたろう号で
土佐の南風と太平洋を満喫して終点に到着したところです。
11:58 奈半利駅着 しんたろう号
12:03 奈半利駅発 高知東部バス
室戸岬を巡るバスにすぐのお乗換え。
実は1時間半後に甲浦までの直通バスがあったのですが、
接続のよかったこのバスに乗ってしまいます。
ディープシーワールドは、深海魚がいっぱい居る施設ではなく、
海洋深層水とかがウリの施設らしいですが、こちらは行けませんでした。
旅好きと思われる男性40歳位5人グループも同行して妙な(無言の)仲間意識が芽生えています。
グループの皆さんは標準語なので関東のサラリーマンの皆さんが夏休みで来たのかな。
鉄道旅(碓氷峠あたり)の話に花が咲いてる。
水曜どうでしょうのような無責任なトークが、聞いてて非常に笑えます(^^)
こういうのもいいな。
ちょっとわかりにくいですが歩き遍路の方が!
こちらはちゃんと写った!
この暑い中、四国八十八箇所のお遍路の旅に出て、
しかも歩いている・・バスや電車、ましてや特急なんて楽過ぎだよなぁ。
実はこの旅、
徒歩接続ショートカットが待ち受けているので、歩きには慣れておきたいのです。
<室戸岬バス停>
さあ、岬の南端のバス停で下車してみましょう。
もちろん旅人くんも、どうでしょうの5人組も降ります。
考えることは一緒だなー。
<室戸岬>
日本八景、室戸岬に来ましたーー!!
太平洋の荒波ぜよーーー!!!
おお!中岡慎太郎さんの像!
安芸出身の幕末の志士、土佐の偉人ですねー。
あちらの崖の上にも何かいるぞ・・
あのどうでしょうの人達www
中岡慎太郎の気持ちになりたかったんでしょうか。。
この辺は気候が亜熱帯なんだとか。
岬近くの喫茶ラポールに待避。
涼しい店内で地図などみながら、地元の人同士の土佐弁を聞いてます。
・肌触りはええで
・ネットにいれて手洗いにしちゅうが
・短いいうて文句言うんかや
・文句言うき・・云々
次のバスまでに最御崎寺(四国24番札所)まで行こうか迷ってるところ。
で、気軽に声をかけてみました。
た「あのー、あの岬の崖の上の方にある、最御崎寺に行ってみたいと思うんですよ」
土「え!やめたほうがいいよ、行って戻ってバスに乗るんでしょ?無茶だー」
みたいなことを土佐弁で仰っておりましたw
最御崎(ほつみさき)寺本堂まで、ぐねぐねの山道です。
階段とかそんな文化的なものはありません。けもの道です。
(((( ;°Д°))))
このような山道を20分の所15分、
<最御崎寺>
弘法大師↑様
お参り後、15分のところ10分で降り帰ってきて
なんとか
14:31 室戸岬バス停発 高知東部バス
甲浦行きのバスに間に合った!
足がガクブルになって生まれたての子鹿みたいになってしまいましたが、
でも行って良かった。たぶん僕は一生に1回くらいはお遍路やりそうな気がします。
ご飯×適度な運動=眠気Zzz…(*´?`*)。o○
くねくねした海沿いをバスは順調に進んでくれています(僕はウトウト)
15:30 甲浦駅発 阿佐海岸鉄道
奈半利→室戸岬→甲浦のバス接続成功!
あの頼りない高架に1両の白い阿佐海岸鉄道が待っていてくれました。
君こそ道を繋げる希望の星!
が!
運転士さんが駅のロビーでどうでしょう5人組に説明してる。
「そうなんですよ、すいませーん。。」
え、何々!??!
この先の牟岐~日和佐が台風の影響で土砂崩れが発生し運休。
バス代行であることが判明。。予定してた列車に接続できないらしい。
まずいぞ。。
しきりに「ここまで来たのに悔しいわー」を連発しております。
完乗をめざしてたのかな。
15:30、まもなく阿佐海岸鉄道が出発します。
(つづく)