11春旅 4日目まとめ(JR完全乗車の旅その3)
<長崎駅>
特急速い!
でもちょい寂しい気持ちになるのはなんでだろ。
6日間にわたる長旅、4日目の昼下がり。
はやぶさ→秋田内陸→日本海A寝台→福鉄→小浜線→舞鶴線→
北近畿タンゴ鉄道→特急北近畿→香住でカニ!→米子泊→始発特急で益田→
萩散策→みすゞ潮彩→北九州モノレール→日田彦山線→へいちく糸田線→
筑豊電鉄→西鉄貝塚線→七隈線→西鉄天神大牟田線→大堰駅→甘木鉄道→
太宰府天満宮→松浦鉄道→肥前山口駅でみどり・かもめ解結→
と来まして、ついに長崎へ。
今日は一切無駄な寄り道が許されない、ある意味タイムトライアル。
路面電車の「長崎電気軌道」を制覇しに来たのです。
長崎電軌軌道は
蛍茶屋 正覚寺下 石橋
│ │ │
||========||
赤迫======長崎駅前======||
こんな感じで歯ブラシみたいな形状になってます。
これを、時計回りに回って制覇してしまう計画!
<長崎駅前電停>
長崎の街を走る路面電車、長崎電気軌道です。
ぐるっと回るよ!
まずは桜町支線、
蛍茶屋支線経由で蛍茶屋電停へGO。
路面電車、トンネルをくぐるの図。
普通に街に路面電車が共存している。
横浜にも昔存在していたそうですが、今は全部市営バスに代わり、跡形もありません。
自分の育った街では経験したことない「路面電車」っていう秩序が存在していて、
それに順応していこうとする自分がなんだか面白くて、
その非日常でなんだか楽しい気分になってきます。
そんなわけで車内も探検。
長崎ではICスマートカードというシンプルなネーミングのカードがあり、
「積増(つみまし)の際はカードを置いたままで」といったアナウンスが流れます。
積増(つみまし)はSuicaでいう所のチャージをそう呼ぶらしい。。
「チャージ」のほうが通りがいいんじゃなかろうかと
ほんのり思ったりしました。が、街のひとが決めたことです(^^)
<蛍茶屋電停>
まずは1つ目の行き止まり、蛍茶屋電停に到着。
すぐの折り返しです。ここには車庫があるんですね。
山ぎりぎりまで路面電車。長崎は坂の多い街です。
「どこ住んでるの?」
「ん?蛍茶屋」って言ってみてぇ(笑)
さあ続いて、西浜町電停経由で正覚寺下電停へGO!
はい到着(笑)!
いやほんと近くて。
長崎の繁華街やアーケードも華麗にスルー☆
<西浜町電停>
ここで次の目的地石橋電停行きに乗換え!
でか目来た!
<石橋電停>
グラバー園最寄の石橋電停まで来ました。
大浦天主堂下あたり函館どつく前とか港の風情です。
木曜日なのに観光のお客さんが多かった。
乗り慣れてない観光客が多く、乗降に時間がかかっています。
赤迫行!
最後の歯ブラシの柄の部分を一気に制覇です。
終点駅の赤迫のそば、住吉電停そばには
長崎本線長与経由の「西浦上駅」があるので、そこでショートカットする考え!
<出島電停>
出島やカステラの文明堂本店なんかをチラッと見ながら
(さすがにもったいない!!)
出島、大波止(おおはと)、長崎駅前さえもスルー(涙)しまして終点赤迫へ。
これで長崎電気軌道の全線完乗を達成しました。
<住吉電停>
庶民的なアーケードを抜けたところに
徒歩にして3分位かな。
うまく乗り継げてひと安心。
さて、長崎の街とはもうお別れなんです。
でも前に来た時より街の人達の表情がよく見えた気がしました。
おおお!これまた好きな!全国でもここのみに残るキハ66・67。
大村線と非電化の長崎本線長与支線でのみ乗れる転換クロスの気動車です。
長崎本線長与支線で海岸沿いにゆっくりと、諫早まで戻ります。
月餅と唐人巻(よりより)←確か中国語で麻花児マーファル。
長崎てお土産買えなかったのでせめてものお慰みです。
長崎本線は直線のトンネル(本線)とくねくね山道の支線があり、
こちらは非電化。大村線経由の気動車が主に通るようです。
<本河内駅>
旧スイッチバックの名駅舎、本河内(ほんかわち)駅。
トンネルで速達するより気持ちいいね。
のんびり旅ならこちらの長与経由がおすすめ。
有明海に沿って走る路線、
未乗のあの黄色い気動車に乗ります!
(つづく)