11春旅 1日目まとめ(JR完全乗車の旅その3)
<阿仁前田(あにまえだ)駅>
オオゼキタクJR完全乗車の旅、
1日目に東北新幹線はやぶさで東北新幹線を完乗!
新青森から秋田方面へ南下し、未乗区間である秋田内陸縦貫鉄道をリベンジ中です。
満載だった学生さんたちは米内沢とここでほぼ降りきり、
旅好きの方、地元の方と見られる数名とアテンダントさんだけになりました。
阿仁前田駅併設の温泉施設クウィンス前田は残念なことに本日休館日。
ブルートレインに乗る前に温泉に入っておきたい。
でも寒い雪道、駅から離れた所にある温泉だとちょっとツラいし。
さて今日の温泉どうしよう。。と悶々としていると
「どうなさいました?何かお探しですか?」
アテンダントさんが声をかけてくれました。
「阿仁マタギにいい温泉がありますよ!」
さすが沿線のことは何でも知ってる方。
ありがとうございます!
贅沢なことに、その後も
森吉山(↑)など名物を直々に教えてもらいながら、旅路は進んでゆきます。
「マタギの湯」という温泉で、
連絡を入れれば駅まで迎えに来てくれるらしいです。
しかしすごい雪。。
積もって積もって、手つかずだとこうなっちゃうんですね。。
<小渕駅>
屋根補修のおじさん。
ちなみにこの辺りの女性はみなまちこ巻き的なほっかむりをしている。
<阿仁合駅>
秋田内陸線の中心的な駅。
ここでアテンダントさんが入れ替わります。
http://blog.livedoor.jp/nairikutetu/
ありがとーう!
車両たちがカラフルである。
雪かぶってる。
あれはお座敷列車とか。
カラフルな車両が雪に映えます。
<笑内(おかしない)駅>
おかしない!
大楽毛駅に続いて来てみたかった駅。
名前とは裏腹にひっそりとした駅でした。
こちらのアテンダントさんも色々と教えてくださいました。
「マタギの湯」には資料館が併設されていて、マタギ文化がよくわかるんだとか。
ありがとう!行ってみよう。
<阿仁マタギ駅>
降りてしまいました。
遠くなっていくディーゼル音。
寒い雪山に置いてきぼりにされる寂しさが、
実はたまらなく好きだったりします。
比立内駅で乗客は僕一人となり、
この阿仁マタギ駅で僕が降りてついに空気輸送となってしまいました。
アテンダントさんによると今日は久々の好天とのこと。
色々観光案内してもらいながらこの駅まで来ましたが、
お別れなんて、少し寂しい。
やっぱり旅は人だなあ。
しばらくすると雪のせいか辺りに物音は全くしなくなり、
ただヒンヤリ冷えた風の音だけが聞こえます。
ブーン・・・!
遠くから飛ばしてくるライトバンが見えます。
お迎えを頼んでいたのです。
お待たせしましたー
「打当(うっとう)温泉マタギの湯」は駅から5分の所にある温泉。
ちなみに乗客は僕ひとりでした。
次の列車までの約1時間、のんびりしてきます(^^)
くま!!!
温泉施設内はこうした剥製が多くありました。
日も暮れてきました。いいお湯でした。
マタギ資料館は、
伝統的な狩猟の民であるマタギのしきたりや狩猟方法を解説。
保護動物などの関係で熊の狩猟が主ということでした。
やはり狩猟ということでちょっと色々衝撃的な内容。
厳格なしきたりに則ったチームプレーが、一つの文化として息づいていたんだなぁと。
山の神は女性で、女人禁制である
巻物とオコゼをお守りとして持って山に入る
猟の前はしばらく女性と話すことも許されない
熊は山の神のもたらす神聖なもの
「シカリ」というリーダーが全生活にわたるまでケア
マタギ言葉を使い、山に世俗の穢れを持ち込まない
今ではもう滅びつつある文化なのだとか。
でも流行りなのかもしれませんが
最近の女性の足下がちょっとマタギっぽい?と思いました。
あの左下が阿仁マタギ駅。
列車が近づくのに警報も何もなく、スーーッと現れた内陸線に乗って角館へ向かいます。
気がつかず乗り遅れたときのことを考えると、ちょっとゾッ。
1日目の日がとっぷりと暮れてゆきました。
今は角館駅で何を食べようかとただそれだけ。
秋田新幹線も止まる駅だし、
きっと駅前に地元名産の美味しい料理屋さんがあるはず・・!
<角館駅>
着いた!
これにて秋田内陸縦貫鉄道を完乗しました。
関東、北海道に続き、
東北の鉄道全路線に乗車ということになります!
阿仁マタギ駅は無人駅のため、整理券を取らなきゃ行けなかったんですがすっかり取り忘れ、
駅員さんにその旨、申告。
すると
「ちょっと運転士に確認してきます」と!疑われてるーー
「あー、そのお客さん阿仁マタギからだよー」
無事、必要料金920円だけ支払って下車できました。
乗った人の顔を覚えててくれたのがちょっと嬉しかったです。
でも鷹巣~阿仁マタギで1110円。
合計2030円の片道切符の別途購入で使った訳ですね。
このあと角館~秋田までが1280円かかるので、
この区間の寄り道代が3310円か。
うむ、悪くない(笑)
さぁ、ご飯。
角館のうまいもの!!
しかし驚愕の事実が待っていたのでした。。
(つづく)
オオゼキタクJR完全乗車の旅、
1日目に東北新幹線はやぶさで東北新幹線を完乗!
新青森から秋田方面へ南下し、未乗区間である秋田内陸縦貫鉄道をリベンジ中です。
満載だった学生さんたちは米内沢とここでほぼ降りきり、
旅好きの方、地元の方と見られる数名とアテンダントさんだけになりました。
阿仁前田駅併設の温泉施設クウィンス前田は残念なことに本日休館日。
ブルートレインに乗る前に温泉に入っておきたい。
でも寒い雪道、駅から離れた所にある温泉だとちょっとツラいし。
さて今日の温泉どうしよう。。と悶々としていると
「どうなさいました?何かお探しですか?」
アテンダントさんが声をかけてくれました。
「阿仁マタギにいい温泉がありますよ!」
さすが沿線のことは何でも知ってる方。
ありがとうございます!
贅沢なことに、その後も
森吉山(↑)など名物を直々に教えてもらいながら、旅路は進んでゆきます。
「マタギの湯」という温泉で、
連絡を入れれば駅まで迎えに来てくれるらしいです。
しかしすごい雪。。
積もって積もって、手つかずだとこうなっちゃうんですね。。
<小渕駅>
屋根補修のおじさん。
ちなみにこの辺りの女性はみなまちこ巻き的なほっかむりをしている。
<阿仁合駅>
秋田内陸線の中心的な駅。
ここでアテンダントさんが入れ替わります。
http://blog.livedoor.jp/nairikutetu/
ありがとーう!
車両たちがカラフルである。
雪かぶってる。
あれはお座敷列車とか。
カラフルな車両が雪に映えます。
<笑内(おかしない)駅>
おかしない!
大楽毛駅に続いて来てみたかった駅。
名前とは裏腹にひっそりとした駅でした。
こちらのアテンダントさんも色々と教えてくださいました。
「マタギの湯」には資料館が併設されていて、マタギ文化がよくわかるんだとか。
ありがとう!行ってみよう。
<阿仁マタギ駅>
降りてしまいました。
遠くなっていくディーゼル音。
寒い雪山に置いてきぼりにされる寂しさが、
実はたまらなく好きだったりします。
比立内駅で乗客は僕一人となり、
この阿仁マタギ駅で僕が降りてついに空気輸送となってしまいました。
アテンダントさんによると今日は久々の好天とのこと。
色々観光案内してもらいながらこの駅まで来ましたが、
お別れなんて、少し寂しい。
やっぱり旅は人だなあ。
しばらくすると雪のせいか辺りに物音は全くしなくなり、
ただヒンヤリ冷えた風の音だけが聞こえます。
ブーン・・・!
遠くから飛ばしてくるライトバンが見えます。
お迎えを頼んでいたのです。
お待たせしましたー
「打当(うっとう)温泉マタギの湯」は駅から5分の所にある温泉。
ちなみに乗客は僕ひとりでした。
次の列車までの約1時間、のんびりしてきます(^^)
くま!!!
温泉施設内はこうした剥製が多くありました。
日も暮れてきました。いいお湯でした。
マタギ資料館は、
伝統的な狩猟の民であるマタギのしきたりや狩猟方法を解説。
保護動物などの関係で熊の狩猟が主ということでした。
やはり狩猟ということでちょっと色々衝撃的な内容。
厳格なしきたりに則ったチームプレーが、一つの文化として息づいていたんだなぁと。
山の神は女性で、女人禁制である
巻物とオコゼをお守りとして持って山に入る
猟の前はしばらく女性と話すことも許されない
熊は山の神のもたらす神聖なもの
「シカリ」というリーダーが全生活にわたるまでケア
マタギ言葉を使い、山に世俗の穢れを持ち込まない
今ではもう滅びつつある文化なのだとか。
でも流行りなのかもしれませんが
最近の女性の足下がちょっとマタギっぽい?と思いました。
あの左下が阿仁マタギ駅。
列車が近づくのに警報も何もなく、スーーッと現れた内陸線に乗って角館へ向かいます。
気がつかず乗り遅れたときのことを考えると、ちょっとゾッ。
1日目の日がとっぷりと暮れてゆきました。
今は角館駅で何を食べようかとただそれだけ。
秋田新幹線も止まる駅だし、
きっと駅前に地元名産の美味しい料理屋さんがあるはず・・!
<角館駅>
着いた!
これにて秋田内陸縦貫鉄道を完乗しました。
関東、北海道に続き、
東北の鉄道全路線に乗車ということになります!
阿仁マタギ駅は無人駅のため、整理券を取らなきゃ行けなかったんですがすっかり取り忘れ、
駅員さんにその旨、申告。
すると
「ちょっと運転士に確認してきます」と!疑われてるーー
「あー、そのお客さん阿仁マタギからだよー」
無事、必要料金920円だけ支払って下車できました。
乗った人の顔を覚えててくれたのがちょっと嬉しかったです。
でも鷹巣~阿仁マタギで1110円。
合計2030円の片道切符の別途購入で使った訳ですね。
このあと角館~秋田までが1280円かかるので、
この区間の寄り道代が3310円か。
うむ、悪くない(笑)
さぁ、ご飯。
角館のうまいもの!!
しかし驚愕の事実が待っていたのでした。。
(つづく)