10初夏旅まとめ 2日目(その3)
10初夏旅はウィークエンドパスを使って南東北・山線ルートの旅。
2日目は仙台市営地下鉄→仙台空港アクセス線→阿武隈急行と
未乗路線をクリアして、次なる路線、福島交通飯坂線へ!
「飯坂温泉湯ったり切符」ていうフリーきっぷ&温泉きっぷを手にして
飯坂温泉へ!
非常に簡単につくったようなステンレス車両2両編成なんですが、
なかなかにごつい車体であります。
阿武急と同じホームの反対側から発着なんですが、
福島交通:直流1500V
のため、相互で乗り入れはできません。
電気ってむつかしい(´Д`;)
若い女性車掌が協力して頑張っております。
キリッとしつつ、時々談笑などもしつつ、なんだかほのぼのな
「いいでん」です。
(※E電ではない)
防護柵がないと、
大丈夫だと分かっていても不安になっちゃう俺です。
昼間っから、行っちゃいますか(笑)
「の、前に腹ごしらえしときなされ」
芭蕉さん!!
豚骨エキスが麺に練り込んであるそうです。
餃子もおススメとか。うまいヽ(´▽`)/
小さな街ですが温泉宿がひしめき合っています。
蔵とか古い商店とかを大事に残していました。
当然、覗いていきます(←地酒)。
あ、井戸ポンプ。
飯坂温泉には温泉宿が数々あれど、
ここに寄らないわけには・・的な浴場があります。
名湯・鯖湖湯
!
1600年代におくのほそ道で松尾芭蕉も立ち寄ったという、
飯坂温泉を代表する共同浴場(200円)です。
脱衣所と浴槽が一つの部屋になってて、体を洗う用の蛇口などはありません。
ただ浴槽があるだけのシンプルな温泉。
結論からいうと
めちゃめちゃ熱いw(°□°)w
源泉かけ流しはいいんですが、温度:51℃ て!
お湯を出た後しばらく茫然としておりましたが、ようやく復活しました(笑)
でも、このツラさは一度経験してみる価値ありです!
風呂桶も、イスもないので、浴槽の横でおじいちゃんたちと一緒に
地べたで(あち~~・・・!)となっておりました。。
お肌すべすべ!
福島に戻ります(^^)
ここで乗務員交代していました。
車庫があるところには、引退後のボロい車両とかが
そのまま置いてあったりして、楽しいですね。
ここ桜水駅にも古い車両が余生を送っておりました。
福島交通飯坂線の線路から
・東北本線(手前地上)
・東北新幹線(手前高架)
・山形新幹線(奥高架)
を臨んで見るの図。
ある意味、福島の鉄道大満喫といえなくもない(笑)
交流と直流が並走する区間というのも珍しいかもしれませんね。
<美術館図書館前駅>
京成にあって廃止された「博物館動物園」駅に匹敵する味わい。
<福島駅>
これで、南東北の私鉄は全制覇したことになります。
・野岩鉄道
・会津鉄道
・山形鉄道フラワー長井線
・仙台市営地下鉄
・仙台空港アクセス線
・阿武隈急行
・福島交通飯坂線
もう帰路でございます。寂しいヽ(;´ω`)ノ
E721は前面眺望が最高。
ひたすら、ただひたすら普通列車で南下しまして
電気機関車が大量にいる!
貨車を引く機関車を付け替える場所なんですね。
黒磯は交流・直流の切替駅。
デッドセクションで通過しながらじゃなく、駅
で停車中に架線の電流を切り替える設備があります(日本唯一!)
交直流両用機関車は、
ここで停車中に一旦パンタグラフを下げて電流切替後上げなおすんだとか。
切り替えるのに凄い時間かかるし、交直流両用電車(583系とか)は高いしで、
今は直通の電車は設定されてません。
てなわけで架線を見ない手はない(^^)
※黒磯通過の北斗星とかは、切替どうしてるんだろう。。
と書いたところ、コメントいただきました。
さんによると
カシオペアと北斗星はEF81に車上切替装置が装備されていて走行中に切替ができる
EH500にも着いてるみたいですが貨物は機関車付け替えがなくても黒磯停車なので
走行中切替はしていない
とのこと。
情報ありがとうございました!
那須御用邸へ向かう際の、
皇族のかたがた用の貴賓室がある駅なのですね。
(今では新幹線で行かれるみたいです)
引き続き東北本線に揺られ南下さらに南下。
最初、東海道線で見たとき「新車だ!」って
すごいインパクトだったけど、かなり経年劣化してきたなぁ。
ここでするっと湘南新宿ラインで帰宅してもいいんですが、
ちょっと時間が早く着きすぎました。せっかくだし餃子を食べていきたいけど、
その時間にもちょっと早すぎる。
てことで、
塗装が変わってカッコよくなった、
この路線を堪能して、旅をしめくくりたいと思います!
(つづく)