10春旅まとめ 5日目（北斗星）

海沿いの朝里駅から札幌に戻りまして

いよいよ「ぐるり北海道フリーきっぷの旅」最後の列車です。

東京と北海道の往復は

新幹線でも寝台特急B寝台（ソロ含む）でも乗れるこのきっぷ。

ホント販売終了になってしまうのが非常に惜しすぎます・・。

カシオペアは全室A寝台だから、

乗れる列車といえば、B寝台のあるこの寝台特急

もうすでに着線してました。

寝台特急北斗星号！

上野まで直行！

http://www.jreast.co.jp/cassiopeia/hokutosei/index.html

札幌の音楽友達が見送りに来てくれました(^^)

ここが俺の部屋です。
もちろんBソロ！個室ですよ。

ここからは当然ですが車内の様子をレポートしていきたいと思います。

一緒に旅してる気分でお楽しみくださいね。

札幌を出るとすぐに車掌さんが改札に来ます。

今回はBソロ下段にしました。

たしか前に秋田からあけぼのBソロ上段にギターケースとともに乗ったら、

まさかの棺桶状態だったんですが、今回は・・

おおお広い！！これは楽チンですね。
カギつき個室で女性も安心です。

車内を探索しにいってきます。

まずは各車両についてる洗面台。

昔の寝台車両についてるやつみたく

「熱・冷」の2つの蛇口があるタイプでなく、

温度調節してひとつの蛇口が出すハイテク（笑）なタイプ。

こちらが共用スペースのくつろぎスペース「半室ロビー」ですね。

普通にホテルのロビーみたいです。

僕が行った時点ではおじさんと若い方が

ずっと飲みながら語りあっておりました。

この車両にはTVと自販機と電話室とシャワールームがあります。

しかもBソロの客室もついてるこの車両、

ほかの車両のBソロと違って電気のキーではないため、

鍵が車掌さんから渡されていました。

TVの左わきにコントロールパネルがあります。

ここをいじれば、VTRをBGMに切り替えることもできます。

ポケモンかな？アニメの映画が流れていました。

のでずっとBGMにしてました。放送室の設備みたい。

食堂車グランシャリオ。

ディナーの時間が終わるとディナー予約していない人でも

この座席を楽しむことができます。

でも俺お弁当買っちゃったしなぁ・・

ってことで今回は見てるだけでした。失敗。

この素敵なテーブルのほかに物販コーナーにはレジがあり、
シャワールームの予約（早い者勝ちで時間指定できる）と

車内限定品の購入ができます。

早めにシャワー券、シャワーセットと車内限定品のストラップを購入。

同時にシャワーの予約を早めに済ませました。

乗ってすぐシャワー時間の予約に行ったつもりだったんですが、

もう既に5，6個枠が埋まっててビックリ。

シャワーが出る時間は6分間ですが、

一人に対し30分づつ与えられます。

女性の乗務員さんが30分毎に時間帯で線が引いてある用紙を持っていて、

空いてて希望の時間帯に○をつけてもらいます。

修学旅行のようなアナログ感でございました(・∀・)

車窓を見れば、段々と都市部を離れ

原野へと入っていきます。

さよなら、北海道の夕陽。




僕の部屋にようこそ！
まもなく苫小牧です。

＜苫小牧駅＞

日高本線キハ40「優駿浪漫」号。

日高といえば名馬の産地でした。
絵笛駅前とかすぐそばが牧場だったなぁ・・また馬を見に来よう！

車窓はほぼ真っ暗になりまして、

ロビーで、旅先でもらったチケットやらパンフやらの資料を整理することにしました。

さっき見送ってくれた友達がくれたマカロン。

ありがとうー！ しかし量が多い（笑）

＜登別駅＞

またね、あの熊（笑）

＜東室蘭駅＞

またね、赤い711系！

＜伊達紋別駅＞

ロビーカー、広くて非常に居心地がよく、大好きになってしまいました。

これを知ってしまうと、あけぼのでは満足できないなぁ。。

おじさんとお兄さん（多分知らない人同士）が二人、ずっと飲みながら語ってます。

あと資料整理の俺の3名しか使ってないのがもったいない限り。


手元には鉄道旅行地図帳、道内時刻表と今回行った街の案内マップ、入場券・指定券のたぐい。
ブラックコーヒーとマカロンと、携帯に保存した沢山の写真。

進行方向右に街灯り、左の暗闇は多分海です。

＜洞爺駅＞

時折ディナーを食べ終えた家族連れが通ったり、

シャワーを終えた女性二人組が通り過ぎざまに自販機で水を買ったり、
アイスクリーム車内販売のお姉さんがお伺いをしに来たり。

ディナーは2回。

18時と19:30に分けて行われるらしいです。

しかし俺は弁当を買ってしまった！

てか、ディナーってどこで予約するんだろう・・

と調べてみると、きっぷを買うときに（出発3日前の21時までに）予約するんですね。

「北斗星号食事予約券」として発券されるんだそうです。

ちなみにお値段は懐石御膳5,500円、フランス料理に至っては7,800円。

ほほう(((゜д゜;)))

するとここで、車内アナウンスが！

「ロビーにて車内限定品の販売をはじめます」・・・
車掌自ら手売り販売される準備でいらっしゃいました。

すると車内から、続々と人が集まってきまして人だかりに！

ほほう、なかなかいいですなぁ

(((゜д゜;)))

こういうの買わないつもりだったのに、つい（笑）

＜長万部駅＞

そろそろ予約してたシャワーの時間です。


ここにカードを入れるわけですね。

カードを挿入して準備オッケー。

列車は八雲駅を発車しました。

ここから30分は俺の時間です。

ゆっくり俺のペースで、平常心で戦えばいいんです。

シャワーの制限時間は6分。
さて本日のラップタイムは何分何秒・・！

用意、

スタート！

シャーーー

うおっ冷てっっ

ピタ

シャーー

フーッ

ゴシゴシゴシ

ピタ

ゴシゴシ

シャーーー

体を洗い終えて現在残り5分8秒。

「最初冷えた水が出てビックリした分のタイムロスがありましたが、まずまずのタイムですよー。上手にお湯出しスイッチのオンオフができてますんで後半十分挽回できるんじゃないでしょうかー。期待できますー」

寝台シャワーの常識を超える

歴代ラップタイムの更新なるか・・！

（つづく）