10春旅まとめ 2日目(その2)
北海道全線制覇を目指す旅、
全5日のうち2日目のお昼に入っていきますよ。
函館エリアの8の字をクリアし、特急北斗で札幌方面へと急ぎます。
あああ、いかめしーーー!!
・・しかし!強敵現る。
駅弁が作り立てであったかい(涙)
少し早いですが、
秘境駅・小幌など視認しながら、食べちゃってます。
気動車特急、いい天気でキラキラの噴火湾岸を爆走中。
Beastie Boysに見えなくもない(笑)
どことなく気品が感じられるなーと思ったら
こんな重厚な扉まで用意されてました。
どこかに似てるなぁ、と思ったらあれだ、黒磯駅に似てる。
昭和の観光地の堂々とした風情です。
無視もできず・・(笑)
登別で許された時間は約1時間。
その間に立ち寄れる温泉を探すと・・ありましたありました。
徒歩15分位いったところに(笑)
当然、えっちらおっちら歩きます。
いずみヴィラ!
こぢんまりした宿泊施設に、温泉も併設されてるところでした。
結構車で来てる方がいらしてびっくり。
温泉の中心地は、ここから山方面へ登っていかなきゃいけないんですが、
そこまで行ってると帰ってこれないので、ここでひとっ風呂浴びまして。
ごっくん画像は恥ずかしいので消しました(笑)
雪捨て場!これは鹿児島の灰捨て場同様、関東では見られない風景です。
登別マリンパーク という水族館だそうです。
これ、列車から見えますね。
微動だにせず。。
この街には平和が住んでおります。
駅に到着して次なる列車を待っていると、
アナウンスもなしにぬっと現れたのが・・
前日の猛烈な雪の影響で3時間遅れでゆっくり到着、ゆっくり発車。
3時間も長く北斗星に乗れるなんて羨ましい!!!と思うのは僕だけでしょうか。
左の車窓には山が見えていい気分。
つライトがかわいい。。09冬旅のラストランで乗ったなあ。
俺この車両大好き。特に3扉化した先頭車両!
携帯流し撮りが下手な人ー。はーい。
俺が初めて横見さんの存在を知った駅。
駅ノートに偶然、取材で立ち寄った菊池直恵さん(「鉄子の旅」の漫画家さん)の
書きこみをみつけ、帰ってから調べてその存在を知ったのでした。
2007年のインストアライブの帰りだったっけ。なつかしいなぁ。
この駅で、誰もいないことをいいことに大声で翌日の大磯ライブの練習をしてたのは内緒。
駅の待合室で乗り換え列車を待ちますが、
外国語のみならず、日本各地のことばが様々聞けて飽きないです。
で、改めて思うのは、関西弁てすごい音楽ぽく聞こえる。
この時点で14時過ぎですが、
なんと、寝台特急が到着のアナウンス!
なんと北斗星に続いて雪で遅れてたトワイライトエクスプレスに遭遇!
大阪を出たのが昨日の12時過ぎ、今14時過ぎだから
26時間あの豪華列車に乗りっぱなし・・
羨ましいヽ(´▽`)/
大阪から日本海側をひた走り、
青函トンネルを抜けてはるばる北の大地まで到着したところでした。
あともう少しで札幌ですよー!
新千歳空港から北へ飛び立っていきました。
走りながら飛んでいく飛行機を撮るのがすごいダイナミックだったんだが・・
写真で見るとそうでもないな(笑)
特急通過待ち合わせです。
南千歳から石勝線に入ると景色はまーーーっすぐな単線の線路と、
このような行き違いをするための信号場と複線区間、
それにポイント保護目的のスノーシェルター、といった景色がしばらく続きます。
まさに特急街道。
普通列車は、駅でもないのに3分くらい停まってます。
車の信号待ちみたいな気持ちになりますが、
車の信号待ちよりずっとのんびり。
のびのび
ほどなくして、
苫小牧からやってきた室蘭本線と合流し、
いかにも分岐駅といった名前!
ここ、前も列車待ちをする時間がありましたが、
冬の間閉館の鉄道資料館があるんですよね。
北海道の鉄道は炭鉱と石炭輸送の歴史と切っても切り離せない関係にあります。
日本の戦前~戦後から高度成長までエネルギーの根幹を支えた炭鉱の歴史は、
北海道の鉄道路線の繁栄と衰退の運命をともにしているといっても過言ではありません。
その証拠に今では線路が剥がされた(しかも雪まみれ)ただ広いだけのヤードになっている場所をあちこちで見受けました。
そこには石炭輸送用の貨車と、それを凄い馬力で引っ張る、蒸気機関車の姿があったそうです。
そんな北海道の歴史の生き証人たちを、この眼に刻んでおきたかったなぁ。
また来よう。
「夕張わメロンの・・」
( ´艸`)
雪深くなってきた。
晴れてて暖かいかと思いきや、外はキンキンに冷えてます。
どこかで見たことあるな、と思ったら・・あれだ、鹿島神宮とかに駅の感じが似てる。
ここから分岐して、列車は夕張支線へと入っていきます。
以前はこちらの線路しかなかったんですが、
見えるかな?山のトンネルに向かって新しい高架線路が伸びてます。
拡大してみてくださいね。
あれが、石勝線の新線で、札幌~帯広・釧路方面を結ぶ特急のみが走る幹線線路です。
81年に開通してから、こちら側(旧夕張線)はすっかり簡素な支線になっちゃいました。
列車はいよいよ、ある意味最果ての街、
夕張の街へと入っていきます。
(つづく)