北海道全線制覇の旅、全5日のうち1日目後半に入ります。
昨日は東京出発から寄り道の津軽線制覇まで書いていきました。
いよいよ青函トンネルを抜けて北海道上陸!
<木古内駅>
列車は1時間58分遅れで運行中。
一つめの停車駅、木古内で下車します。
中小国(実質蟹田)~木古内は青春18きっぷの特例区間で特急に乗れるため、
18旅の皆さんも一斉に降りてました(このまま乗ってると特急料金をとられてしまう)。
ここから未乗の盲腸線=江差線を攻めます。
次が15:01発でしたが接続をとって15分ほど待っていてくれました!
実はさっき
特急白鳥の車内で、車掌さんがお客さん一人一人に行き先を聞いてました(検札ではなく)。多分遅延したので乗り継ぎを確認されていたんですね。
ダメもとで「15:01発の江差線に接続しますか」と尋ねると、「確認します」と一言残し、5分後。
「今連絡入れたところ、木古内で出発を待ってるので、急いで乗り換えて下さい(^^)」
とのことで、助かった(^^)無事乗り換えられました。
これで幻の天ノ川(駅ではない)が見れます。
ありがとう車掌さん!!
ちなみに乗り継いだのは僕ひとりヽ(;´Д`)ノ恐縮です。。
なつかしき小さい二重窓の北海道気動車・キハ40単行!
<吉堀駅>
この駅何がすごいって
貨車を利用したダルマ駅。
かわいい。
江差線木古内駅以北は、結構山の中を通り、
電波が届かない状況がつづきます。
すごい頑張って気動車は山道を登ってるんですが、
なかなか山を抜けません。
こういうとき、なぜか応援モードに入ってしまいます。
「頑張れー!」
ようやく抜けたかな・・といったところで
有人駅に到着。なんかそれだけで嬉しい。。
<湯の岱駅>
ゆのたい駅でタブレット交換がありました。
沿線では割と大きめの駅のようです。
<桂岡駅>
ここも貨車駅。
王蟲の抜け殻のようでかわいい。
貨車駅をめぐる旅とかいいかも(←たぶん飽きる)
かみのくに。
ちょっと神々しい。
<江差駅>
江差線を制覇!
江差は日本海沿いの小さな街でした。
海からの風に煽られ、粉っぽい雪が地面でバウンドして砂塵のようになってます。
地吹雪っていうのかな。
なんていうか
シンプルで味気ない。。
これは天気のせいもあるんでしょう。。
ちょっと町だったりしてるんですが、
乗客はほんとまばらだし、
駅前には商店が1つあるだけで他には何もない。
みんな移動手段は車を利用してるんだなぁ、と痛感。
折り返しのこの列車に乗ろうとしていたのは、
女の子3人組(中国のかた!)と、僕と同じ歳位の男の人2人。
12分遅れ、すぐの折り返しで木古内までコトコト戻ります。
ちなみに観光とみられる中国の方が結構いらっしゃいました。
これなんでかと思って帰ってきて調べたら、
中国の映画「非誠勿擾
」で北海道が舞台の恋愛物語だったんだそうです。
だからかぁ、と納得。
江差線には1つ気になるスポットが。
駅ではなく、「駅のような構造物」が存在します。
それがこの「天の川」。
湯の岱駅~宮越駅間にある、花壇?みたいなスペースに駅の看板みたいな
自作のものが立っているとのこと。
流し撮りに挑戦しましたが↑↓このザマです
2つの失敗作と合わせるとちょうど良くなりますきっと(笑)
素晴らしい成功作品がこちら
ギタリストの八田さん
からの頂き物です(・∀・)
<木古内駅>
木古内駅に到着しました。
暗くなってきたな。
車道の維持が困難な程の雪の山道を走る鉄道は
ちょっとしたライフラインのはずなんですが・・
載ってる人がそんなにいなくて(合計8人くらい)少し寂しい。
新幹線と在来線が両方走れる三線軌条になってることが子供たちにも・・
伝わるかな、この絵で!
雪は段々おさまりつつあります。
ちょっと駅前を探検。
松前ゆきのバス。
こちらは青函トンネル開業の1988年に廃止された松前線の代替バス路線ですね。
並行する道路が比較的よく整備されていたので、廃止になってしまったそうです。
蘇民祭に負けず劣らずの寒中みそぎ祭り。
1月に海に入るそうです。
・・NAZE!?
駅前には急行という名の焼きそば屋さんと
そばうどんが食べられる喫茶店と
もう一つディープなスポットがありました。
ちなみにコンビニはかなり行かないとありません。
そのスポットがこちら
ちょこっとかたーる
館長が鉄道(てつみち)さん!
これはひとかたならぬ思いがありそうだ。
ちょっとお話をうかがってみ・・
・・すみません、おじけづきました。。。
写真では分かりにくいですが、選挙事務所みたいなこの建物の中は真っ暗で、
紫やオレンジのライトが薄ぼーんやりと灯っており、内装はバーのような風情。
そこで館長を囲んで数名のおじさんが箱館戦争のはなしを・・
直感で思った・・
(長くなりそうだ)
すいません、俺の意気地なし!
おじさんになってからまた来ます(笑)
いつの間に町は暗くなってました。
ちょっとお腹が空いて来た(朝のサンドイッチと八戸で買ったパンのみ)。。
函館でご飯にしようと思い、我慢!
地元の銘菓で腹をごまかしつつ暖かい駅の待合室におります。
待合室のキオスクが、学校の購買のように居心地がよいです(^^)
みそぎぱい、おっぱい饅頭、孝行餅各1個。渋め。
下り特急をを約1時間半位待つ予定でしたが、
雪で列車が105分とか遅れてるため、逆に予定より早く出発できるっぽい。
ホームに降りれば、再び風雪。。
さよなら木古内。
ライトの感じがいいね。
遅れてきた(僕にとっては予定より早く来た)特急白鳥で
<函館駅>
はーるばる来たぜ、なう!
サンキュー、485。
駅を降りてすぐご飯にしようかと思ったんですが、
目の前をあいつが通り過ぎやがった・・
函館市電!!
そういえば前回は正月の夜に着き、その夜1時23分発の急行はまなすで
札幌方面にすぐ出てしまったので全然堪能できなかったのでした。
なわけで市電を堪能してきます(^^)
<函館駅前駅>
やってきたのが800形。
運転士さんに「何かフリーパスみたいなのありますか?」と聞くと
「18時以降、車内限定販売のトワイライトパスというのがあって、300円で乗り放題ですよ(^^)」
と!
安すぎw(°□°)w
床が木の市電です。
何がいいって音とにおいがいい(=ブログで伝わりにくい)
ほんとすぐの折り返しです。
ここでギタリストの八田さんよりメールが。
(谷地頭来てるなら行きつけのお寿司屋さんがあったのにー!)
谷地頭に行きつけがあること自体に
驚愕した僕でした(笑)旅慣れてるなー。
続いて折り返し乗車し函館駅前駅を通り抜け、
松風町、五稜郭公園前なんかを通って最東端へ。
この市電はほんとうにお仕事帰りの町の人が多く乗っており
電車というか、バスの風景に近かった気がします。
<湯の川駅>
途中駒場車庫前で運転士が交代し、
終点湯の川まで。
温泉のまち!
かと思いきや隣の湯の川温泉駅がその中心でした。
温泉には入らずまたすぐ折り返すハード乗り鉄(^^)
また函館駅前を通り過ぎ、
今度は十字街をどつく方面へ。
<函館どつく前>
これで函館市電2・5系統の全線を制覇!
じつはこの路面電車、終電でした。
この辺りは横浜の関内あたりの石造りの建造物が多く、
ゆっくりと歩いてみたいなぁ、と思いました。
昼間で、あったかいときに。
ああお腹がすいた!何食べよう!
海鮮は明朝(朝市)にとっておきます(^^)
函館駅前に戻ってきました!
ありがとう、800形(乗りっぱだった)
函館といえばラッピ!
てことで一番人気のチャイニーズチキンバーガーと
ラキポテ(ポテトにミートソースとクリームチーズがかかってマグカップに入ってる。
なかなかうまい)を注文。
オールディーズが流れるアメリカンな店内ですが、
メニューにロコモコ、オムライス、カレー(!)やカツ丼(!!)や
のり弁当(!!!)まであり、シュールを楽しめということのようですヽ(´▽`)/
チャイニーズチキンバーガーに衝撃を受けてるなう!
見た目普通ですが、
甘辛い鶏唐揚げバーガーでした。これ旨い。
ていうか店のテーマ自体が「折衷」を美学としてるんですね。
店頭に書いてあった「手づくりバーガー愛好会金賞受賞」てこのことだったのかw(°□°)w
1日目は函館泊。
いつも終電・始発の旅なのですが、乗り継ぎの関係で朝はちょっと時間に余裕ありでした。
なので有名なあの市場へ。
2日目もお楽しみに。
明日は道央に切り込みます!