10冬旅まとめ 7日目（その１）

＜別府駅＞

いよいよ冬旅レポートも最終日！

7日目のスタート・・ですが、もう日付の境目とかよくわからなくなってます(;^_^A

このときどういう状況だったかというと、

6日目の最後、九州横断特急で別府に到着（21時頃）

別府駅前温泉に入浴（22時頃）

別府駅前温泉で仮眠（22時～1時）

そして、7日目最初の列車・・九州唯一の夜行（座席）特急列車となった

ドリームにちりん号に乗車するところです。

1時18分に別府を出て、1時半に大分に着くと、まるまる2時間大分駅でずーっと止まって、

朝6時25分に宮崎駅に到着するという、素敵な列車。

こういう変則的な列車、ちょっと好き！！

もちろん、長距離片道切符を使用していますので、

特急券だけで乗れてしまうというお得さです。

1時過ぎは、旅客車はこの列車くらい。

なのでもう線路整備用の車？がスタンバイチューン。

車内は・・おお！

自由席なのに全然混んでないﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ

ぐるっとボックスにして・・グッスミンです(@￣ρ￣@)ｚｚｚｚ

＜宮崎駅＞

ぼそぼそっとした車内アナウンスで、思わず乗り過ごすところでしたが、

なんとか宮崎駅で下車！

（糸魚川の悲劇 二の舞は避けられました・・）

おおおごつい！

ありがとうドリームにちりん（博多～宮崎空港を結んでます）。

宮崎駅に

着きましたー！！！

どげんかせんといかん推しです。

宮崎滞在は、この朝の30分くらい。

駅前をぐるぐる回ってたら、あっという間に出発時間となってしまいました。


黄色！
色褪せ具合といい、なにこのかわいいキハ140ヽ(´▽`)/

今日から「旅名人の九州満喫きっぷ」が使えないので別料金できっぷを買いまして、日南線を攻めることにします。

かわいい(*´Д｀)=з

いよいよ未踏破路線、日南線に挑みます。

場所的にいうと、九州の東南端ですね。

九州旅、最後の夜明けをお楽しみください。

どこへ行ってもソテツがイイ感じ。

＜青島駅＞



チャリ通の彼と速度がシンクロした

ちょっと分かりづらいかな？
日南海岸、鬼の洗濯板です。

波がさわわーと来ているのではなく、

岩がスジ状になっているのですねー。

＜内海駅＞

海沿い日南線の潮風経年劣化。

悪くないです。

＜日南駅＞

沢山の人が降りていきました。

この辺の中心都市ですね。

＜油津駅＞

無事、終点に到着。

まだ日南線は半分ですよー。

少し乗り継ぎに時間があるので、お散歩してみます。

冬場は広がるレールの継ぎ目。

著者近影

お！

高千穂鉄道車両を再生したという海幸山幸号はここで

折り返しますよ、の証ですね。

駅舎は中も外も

こぢんまりとしてなかなか素敵。

広島カープの宮崎キャンプってここだったんだ！

朝の静かなアーケード。

本当に、ひとっこ一人いません。。



ぐるっと街歩きして、油津駅に戻ってきました。

油津駅以南はこいつが相棒！

日も高くなり

＜日向大塚駅＞

のんびり駅

ひだまり駅

ぽかぽか駅

時間の空くに任せて

こまごま取りまくる携帯カメラマン

＜福島高松駅＞

味のある駅舎が続きます。

宮崎にある福島高松駅！！

てことは・・たれ○し？！？

＜大隅夏井駅＞

珍しい「大隅」がつく駅。

大隅半島には志布志線・大隅線が走っていて、

大隅○○って駅は沢山あったんですが、どちらも87年に廃止。

この日南線しか残らなかったのです。。

この山を越えれば再び鹿児島県入り、ってところで、

車窓には・・フェリー！！！！神戸までいくやつですね(・∀・)

＜志布志駅＞

日南線の終着駅、志布志駅に到着！

おお、終着駅。

枯れた魅力が素敵。

いちおう自分も写ってみる


「乗りとおしてくれて、ありがとねっ」

駅を降りて、

気がかりなことがありました。

志布志駅から少し離れている停留所から都城駅まで接続するバスに乗ることにしたのですが、

停留所の場所が分かりづらいうえ、乗るつもりの10時30分発のバスは日祝は走ってないのです（この日は月曜日）。

そこで、列車の中から大隅交通ネットワーク（バス会社）に問い合わせるも全く電話に出てくれない・・。

そのバスに乗れなければ、九州完乗の夢は絶たれてしまいます。

長い長い盲腸線の日南線を戻るのは退屈な上、何よりお金がかかってしまうのがもったいない。。

どうしても、どうしてもそのバスに乗りたいんです・・！

と駅を出てバス停を探すも・・見つからない。。やばい。。段々焦ってきた。。

と、駅舎を振り返ってみると

その左側が駅併設の観光案内所となっていたのです！

そちらに職員のお姉さん方お二人いらっしゃり、停留所の場所を丁寧に教えてくださいました。

（スタンプを押す代わりにお土産品を笑顔で薦められ、ご購入。この商売上手っ）

これがバス停への唯一の地図。

拡大してみてください。。かーなーり分かりづらいです。。

ていうか、駅前にバス来てくれたっていいじゃん！的な薬屋さんの前がバス停。

お姉さんの案内どおりに歩いていくと

無事辿り着けました。

ありがとうーヽ(´▽`)/

しかし本当にわかりづらい・・

（左の緑の看板の真下にあるのがバス停）

時刻表を見てみましょう。

10:30は△＝日祝運休　その次が5時間半後！

実は調べに調べて、このバスに乗るために予定を1日後ろにずらしたのです。

そのくらい、九州完乗への道は険しいものだったと言いたい！

って1日増やせばいいのか（笑）

何はともあれ間に合ったヽ(´▽`)/
廃止された国鉄志布志線に沿うようにして走る、志布志～都城を結ぶ路線バス、大隅ネットワークです。


地元の方々しか乗ってないバスにずんずん乗り込みます。

どっと肩の荷が降りて楽な気分に(´∀｀)

途中、茗が谷バス停で運転手さんが一旦休憩。

地元の乗客のかたお二人と、近くの病院についての情報交換をされてました。
イントネーションも話の中身にも全くついていけてない（この中では）若造の俺です。。

＜松山駅前＞

乗降客が居ないのですごい速さで通過。

もと志布志線の駅前だったんですねφ(.. )

乗り降りする人がいないのに駅にひとつひとつ止まっていく各駅停車に揺られて、

街をゆっくりのんびり観察しながら旅したかったなぁ。。

無事、バス接続成功！

志布志発→都城駅着、旧志布志線に沿ったバスの旅でした。
途中、車窓にはサイクリングロードに生まれ変わった廃線跡も見ることができましたよ。

速すぎて撮れませんでしたが（笑）

バス運転手さん＆乗客の皆さん（全員鹿児島弁濃いめのお年寄り）の会話に途中から入ってみまして、旅のことなど色々説明しますが、何度も言い直し＆聞き直しでちょっとした外人でした（笑）

最終的にはみんな笑顔になってくれたのでたぶん通じてるはず。。
とりあえず横浜から来たことは伝わったみたいです（多分）


ここからJRの長距離片道切符に復帰して、日豊本線を西へ向かいます。

いよいよ旅は大詰めになってきました！

（つづく）