09夏旅まとめ 6日目(その3)
四国をぐるっと回ったあと、
中国地方の未踏破路線、福塩線と三江線を制覇して
あとは帰るだけ・・というところでトラブル発生!!
5分遅れながらなんとか江津駅まで辿り着いたものの、
なんとこの先の列車が「運転見合わせ」!!?
雨による路盤(線路の下の土)崩れで、
大田市~出雲市間の全列車の運転を見合わせ、
復旧作業をしているとのこと。
ただ、大田市から出雲市までは、
列車代行バスが連絡してくれるので、
完全に道が閉ざされたわけではあり、ほっと胸をなでおろします。
駅員さんに聞くと、
「青春18きっぷをお持ちのお客様でも、今回は特例なんで、
特急も乗車してOKです」
とのこと!
これはラッキー(・∀・)
lこの前面がすっぱり切れた潔い顔の特急気動車キハ187は、
ものっそい加速なんです!!
これに乗れるなんて☆
特急速っ!!
ご苦労様です(´∀`)
まことに申し訳ありません、
申し訳ありませんと平身低頭。
このとき、15時過ぎでした。
18時台出発のサンライズにはまだまだ全然間に合う(´∀`)
しかもこの特急、
この駅に停車してくれる(!)ってことで、
まだ時間的には大丈夫大丈夫(`∀´)
ありがとキハ187。
タウンバスみたいなマイクロバスに乗り込んで140円支払いまして、
運転手のおじちゃんとお喋りしながらぐるっと歴史的街並みを走り抜けていきます。
ここは16~17世紀、
世界的な銀の産地であった石見銀山の銀を船積みしていた港で、
温泉津はそのお膝元にあたる古くからの温泉街。
到着したのがこちら・・
薬師湯!
全国の温泉ランキングでも必ず上位にいる名湯です(・∀・)
お湯番の女の子が温泉の由来や特徴、入り方なんかについて丁寧に説明してくれました。
で、入浴!
かなりの高温!
でも気持ちいい(^~^)
長く浸かるのではなく、
浸かって休む、浸かって休むを繰り返す感じで入りますが
肌つるつる!体ポカポカ!
これはすごい!!
お客さんは、僕を含めて3名くらいでした。
ノートにもしっかり記帳(・∀・)
屋上に上がってサービスの珈琲など飲みながら
ゆったり(^^)
・・・ともしてられないので、
さっきのお湯番の女の子にタクシーをお願いしまして、
いっそいで温泉津駅に戻る。駅まで500円ちょいだったかな?
駅員さんがいないので「間もなく列車が参ります」
なんていうアナウンスも聞こえない。
これに乗っていいのかな?
なんて不安にもなりつつ、列車到着。
ダイヤは乱れてるし大田市駅どまりですが、
この朱色のキハ47に乗れれば
「とりあえず、サンライズには接続するんで間に合いますよ」
との江津駅駅員さんの弁でしたので、
言われたとおりきっちり乗り込みます。
どうも、駅でも待ち合わせ時間が長い・・。
どうやら、単線を行き来する山陰本線は、
列車の行き違いが非常に困難らしく、
さきほど特急を先に行かせて
途中の五十猛駅でしばらく止まっております。。
「もうしばらくお待ちください」
のアナウンスを繰り返すばかり。で不安になって
ワンマン運転の運転士さんに問いかけます。
「あのう、さっき江津駅で、これに乗ってればサンライズに接続してくれるはず・・なんですよねぇ?」
と
購入済みのチケットを見せる。
すると一瞬の沈黙のあと
「わかりました、、、少々車内でお待ちください」
とおっしゃり、その後無線的なやつを取り出して「指令」うんぬん・・
とどこかと連絡を取っていますヽ(;´Д`)ノ不安。。。。。
10分くらい後でしょうか・・アナウンスが入ります。
「この列車でサンライズ出雲のチケットをお持ちのお客様いらっしゃいますか?」
と、僕指定のアナウンスが!!
車内でおしゃべりしてる高校生たちの目を気にしつつ
「はいはいー!」と答えると
無人駅の五十猛駅ホームで、
制帽をかぶっていない職員さんらしき人が手招きしてるではありませんか!
「ささ、急いでこれに乗って!」
え(゜д゜;)
収まりきらなかったので、明日に
(つづく)