09春旅 1日目・3
<長野駅>
長野駅からは。僕的に未踏破路線の飯山線に挑みます。
いい錆び具合してるキハ1103両編成で、日本一の豪雪地帯を越えていきます!!
やはり少雪だからか、
もう3月だからか・・
りんご畑の向こうに広がる、
建設中の北陸新幹線の橋脚を横目に見ながら、千曲川沿いをくねくね。
うとうと・・こっくりこっくり・・
はっヽ(゚◇゚ )ノ
気にしないでください(笑)
あの白い棒の高さ・・あれがJRで最大の積雪を記録したという
7m85cmの記念柱。昭和19年の冬らしい。
今じゃぁ全然考えられませんね。。
それでもここに線路を通そうと頑張った、昔の人の努力と忍耐がしのばれます。
<十日町駅>
十日町駅に到着。
この辺も雪深いはずなんですが・・
ぜんぜん気配もなしでございます。
ここで長時間停車の時間。
長いこと席に座ってて疲れたので、
ちょっとお散歩に。
右手には高架が見えますね。
こちらを走るのが
国鉄時代、北越北線という名前で計画された路線らしいんですが、
正式名称はこちらになったようです。
「北」って文字は寒そう。
でも2つ重ねると温かそう。よく考え付いたなぁ(´∀`)
ひらがな駅名が多いですね。
内陸の越後湯沢方面と、北陸の直江津方面を
ショートカットで結ぶトンネル路線がこの、ほくほく線でございます。
とにかく真ーっ直ぐトンネルを掘って電化した区間なので、
特急「はくたか」なんかは160km/hとかでかっ飛ばして行くそうです。
でもトンネルでは当然、車窓が楽しめない・・
それを逆手にとったサービス?がこちら
いろんな映像が流れるそうなんです。
こりゃぁ見てみたい!!!
トンネル駅の美佐島駅にも行ってみたいし・・
これはちょっと、楽しめそうな路線を見つけてしまったぞ。
さて、飯山線に戻ります。
<越後岩沢駅>
こちらはのんびり、昔ながらの駅ですね。
青いシートで隠れてるのは、出番の少なかった除雪機。
長野から、新潟県側の内陸にやってきました。
しかし、思ったより雪が少なくて残念。。
「雪」マークも寂しい。
駅前に出てみるも、店らしい店がない。
きわめて事務的な、でもそこが愛らしい駅です。
カーブの途中にあります。
各地を走っていると、もう必要とされなくなった線路の部分が、
こうやってぷっつり無残に切られてる風景を目にします。
寂しいというか、やるせない気持ちになる。
先に反対方面、水上行き115系(新潟色・黄緑)が来ました。
プシュー、がちゃっ
115系(新潟色・水色)で北上します。
気動車に乗ったあと電車に乗ると、そのスピードの速さにびっくりする。
ゆっくり進んだほうが、着想を膨らまし考える余裕をくれるんだよなぁ。
でも、便利になるほうがいいので仕方がありません。
機関車で客車を引っ張っていた時代には、
もっと心に栄養を与えられる旅ができたのかもしれませんね。
1日目ラストは、新潟近辺乗りまくり大会です。
09春旅 1日目・4に続く。