09冬旅「北の大地に試される」・11

09冬旅、

最終日の6日目がスタート！

太平洋側は雪が全然なかったんですが、

やっぱり日本海側に出るにつれて雪が深くなるようです。

テンションも当然UP！！

札幌駅に向かって徒歩中。

現在、北7の西4。

気温は氷点下ですが、確かに「あったかい」と感じている自分がいる(´∀｀）

札幌は碁盤の目なので、現在地が数字で表せます。

なので絶対迷うことがないヽ(´▽`)/

札幌駅到着！

なんかもう・・都会過ぎて逆に寂しい。。

キタカのモモンガがいっぱい飛び交っておりましたが、

人気が出すぎたため、残念ながら現在一般発売は行っておりませんでした。
各地のICカード集めてる人っているんだろうなぁ。。

おお！なつかしのえきスタ(・∀・)

通行の皆さんから丸見えのこのスタジオで、

何度かゲストでお邪魔させてもらったなぁ。

北ののりほ。

車掌さんが、車両に何人「乗」ってたかを「報」告する箱です。

＜札幌駅＞

本日の始発！

キハ150・2連の小樽方面ゆき一番列車。

函館本線の山線に挑戦です！

この車両はキハ110にレイアウトがそっくり。

北海道に特有のドア前の前室がなくドアが開くと車内がちょっとだけ寒いです。


発車直前、隣ホームに青森からの寝台急行はまなすが到着。

後ろ姿だけおさめることができました。

これに乗って5日前に北の大地に来たんだなー、と思うと感慨もひとしお(´∀｀）


学んだこと：食料は大事である

北海道の代表的飲み物のひとつ、「カツゲン」も制覇。

しっかり食っときます！

＜銭函駅付近＞

しばらく札幌を出ると手稲あたりまで住宅地が続きますが、

銭函駅付近で一気に景色が開けて、厳冬の日本海とご対面。

海と崖とのわずかな間をすり抜けていきます。
ちょっと朝早すぎたのと、どんより雪雲空で、重ーい感じ。


ちなみに銭函(ぜにばこ)は、

にしん漁で儲かりまくったお金をためておく箱が、地名の起源だそうです。

夜が明けてきた。

あれに見えるは小樽の灯！！

＜小樽駅＞

小樽駅到着。

意外と近かったですヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ

これ以前にHPの日記に載せた記憶がある。

歴史を大切にするおしゃれな駅。

ランプがきれい。

通常の●番線を示す表示はこんな感じですが、

4番線は裕次郎ホームということでヨットみたくなってます。

駅構えも立派なものです。

坂を見下ろすように、聳え立っておりました。

駅からずっと下っていったところに

旧・手宮線の線路があり、運河があり、海があります。

これから、日本の素晴らしい鉄道技術を堪能？見学？してきます。
これが見られるのは朝の小樽だけらしい！

予定時刻は7時35分。



１：倶知安から来たキハ201気動車が先に停車し、

２：連結器カバーをはずして、貫通扉の準備をします。

３：小樽で待ち構えていた731系電車がバックで入ってくる。

４：合体(！)

５：しっかり点検！

６：1両の列車として札幌方面に出発（！！）

つまり

電車と気動車が奇跡のドッキングを果たすわけです。
この協調運転は、日本でここだけでしか見られないらしいです。

大興奮&大感動！

その一部始終を動画でおさえましたﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ

おさらい。

こちらが気動車のキハ201。

すごい混雑する区間、小樽～札幌間だけ協調運転で走っていきます。


こちらは電車の731系。

札幌から先、苫小牧まで行きます。

この2両は協調運転を前提に作られたんです(´∀｀）スゴい




出発を見届けましょう(・∀・)

北海道は信号カバーも独特。

いよいよ函館本線ニセコ方面、通称「山線」にキハ40・150の2両編成で挑みます。

太平洋側の長万部までぶっ通しで走る列車は本数が少ないので結構人気。

外国人のお客さんが多いからか、車内放送は英語もありました。

キハ40の青いモケット、2人がけボックスシートに陣取り

＜塩谷駅＞

深くなってゆく雪を

眺めております(・∀・)

こんもり

昔はこの山を、蒸気機関車があくせく登っていってたのかぁ。。

車内保温は大切。

二重窓のおかげで車内はあったか

気に雪が絡み付いて

人がたに見えてくる

青空がのぞいていました

＜俱知安駅＞

あだ名みたいな駅名。

クッ・シャン・イ　＝　管のようなところを流れ出たところ　の意。

羊蹄山。

蝦夷富士というだけあって形がキレイ！

来た道

がんばった気動車

階段が昇れるようになった人

雪深い街でした。

立ち食いそば屋さん。
のれんの色が老舗を感じさせる。

ん？持ち出し容器？？？

持ち出せるんだﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ

早朝にパン食べたしお昼にはまだ早いけど・・

教訓：「食えるときに食っとけ」

てことで・・・


駅そば持ち出しちゃいました

車内持ち込み容器20円プラスで、

羊蹄山を眺めながら車内でゆっくり食べれます。

これがやりたかったヽ(´▽`)/

雄大である

＜比羅夫＞

おしゃれな丸太小屋。

阿倍比羅夫からきてるとのこと。

じゃぁ比羅夫の由来は？？と問いたくなるのは俺だけだろうか。。

珍しいカタカナ駅。
昔はここと滋賀県の「マキノ」駅だけだったなー。

ニセコ　＝　切り立った崖　

ニセコアンヌプリ　は、切り立った崖のある山、ってことになるそうです。

川を越えると

＜昆布駅＞

トコンポ・ヌプリ＝小さなこぶ山（昆布岳）　の意。

海の昆布とは関係ないそうです。

＜蘭越駅＞

結構大きな駅でした。

ランコ・ウシ　＝　桂の木が多いところ　の意。

＜熱郛駅＞

ねっぷ駅。

クンネネッペッ　＝　黒い木のある川

クンネはどこいった？？

とかアイヌ語を勉強していたら

＜長万部駅＞

到着してしまいました。

ここで、どうやってもしばらく時間が空いてしまうので、駅前を散策。

ちょっと函館方面に戻れば

森駅の激うま駅弁「いかめし」が食べられるのですが

※鉄道居酒屋キハにて撮影

行って戻るには特急に乗らないといけないため、今回は断念。。

食べたかったなぁ。。舌鼓打ちたかった。。

さて

いよいよ次回は09冬旅・最終回。

お楽しみに！！

（つづく）