09冬旅「北の大地に試される」・5
次なる目標は東。オホーツク海沿岸方面へ向かいます(・∀・)
吐いた息が凍るような(気がした)3日目の朝です。
しかし、北海道&東日本パスでこいつに乗ることはできません。。
やっぱりオホーツク海が見たい!
石北本線、上川方面へ向かいます。
この路線、実はすごく本数が少ないので、
逃すと普通列車では夕方まで待たなくてはいけないんです(本当)。
キハ40・2連からスタート(・∀・)ノ
コンクリートっぱち駅。
「ふちのあるもの」という意味だそうです。
<上川駅>
終点、上川駅に到着。
あとは地元の人でした。
ここは昨日の名寄よりも確実に雪が深い。。
しかも
6時台の次は
15時49分
(((゜д゜;)))
とりあえず、駅前へ出てみる
すごい綺麗な駅舎なのに
人が全然歩いてない
(((゜д゜;)))
店もほとんど
やってない
(((゜д゜;)))
※やっとみつけた地元のおじさん撮影
とりあえずおなかがすいた。。
あのぅ、、この辺で何か食べれる店は。。。
返事がない ただのしかばねのようだ
角の米屋のお犬様に、
この辺でなにか食べれる店ありませんかー(;´Д`)ノ
「うーん、セイコーマート(コンビニ)くらいしか開いてないっすねぇー」
貴重な情報!
歩く歩く
するとそこに!!!
我が心のセイコーマート!!!
朝食(パン)ゲットヽ(゚◇゚ )ノ
頼れる店!
この厳寒の地で、
何度僕の味方になってくれたことかヘ(゚∀゚*)ノ
コンビニ以外で電気がついてたのが、神社。
この日はまだ3が日でした。
旅の無事を祈っていこうと立ち寄ると・・
<大上川神社>
かわいらしい巫女さんが迎えてくれましたヽ(´▽`)/
<上川駅>
旅の効率を考えて、やむなくワープすることに(´□`。)
上川~遠軽間は鉄道難所の「白滝越え」。
乗っていくのはこちら
キハ183系特急オホーツク!
長大編成の気動車カッコいい(´∀`)上川駅から乗ったのは僕一人でした。
さぁ、いよいよ白滝越えです!
チトカニウシ山とニセイカウシュッペ山に挟まれたあたりの
豪雪地帯を駆ける特急オホーツク。
今はもう誰も待っていない、駅の残骸。
昔は人で賑わってたそうですが段々と過疎化が進み、
途中にあった駅が この旧・奥白滝駅(現信号場) も含め
天幕、中越、上越
と合計4つのもの駅が廃駅→信号場となってしまったのです。。
そのため、
上川駅 ~ 上白滝駅 間が、日本一駅間が長い区間(34km)なんだとか。
雪に埋もれた旧駅舎がなんとも物悲しい。。
一気に坂を下ると、
<遠軽駅>
ようやく遠軽の街。
人の気配がなんとも嬉しい。。
オホーツクお疲れ!
この駅でスイッチバックし、
網走へと先を急いで出発していきました。
遠軽の語源は
「エンカルシペ」=見張り台。
↑写真の岩からきてるそうです。
0番線。
廃止された名寄本線が表示だけ残っています。
行ってみたいなぁ。。
気になる旧名寄本線方面へ、バスで行ってみることに!
乗客俺一人(´∀`)
・・今回は時間通りに到着。
あれは確かに駅舎だ!!
<旧・中湧別駅>
廃止されてしまった、湧網線・名寄本線の中湧別駅跡。
貨物用の車掌車(国鉄マーク!)
だるま駅の元の姿です!
黒いラッセル車、それに駅ホームと跨線橋、
腕木式信号機までしっかり保存されてて大興奮!!
ズボズボ腰まで雪まみれになりながら、なんとか駅名標を撮ってきました。
今となっては線路が全部はがされ、
その代わりに駅のそばにはキレイな道の駅と公共施設ができていて、
時代の流れを感じさせます。
こうやって、駅がそこにあったことを記憶しておこうと
鉄道遺構が残されていることで、
少しだけ、街の歴史を垣間見ることができる気がして。
少しだけ、嬉しい気持ちになるのでした。
遠軽は、駅前の街路樹が南天。
自転車用のスノータイヤ初めて見た!!
おなかを満たしておきます。
かじかんだ気持ちが一気にほどける・・(´∀`)
幸せの一杯。
オプションは駅前で手に入れた↓
どら巻き焼
そして
特急オホーツク3号を先に行かせて、普通列車で網走を目指します。
スイッチバックで左方向へ。
いざオホーツク
そろそろ日も翳ってきましたが、
日没までに間に合うのか!?
そして気まぐれで降りたある駅で見た
地獄と天国とは!?
3日目後半、ご期待ください(・∀・)
(つづく)