夏旅2008まとめ 5日目前編
<大分駅>
夏旅最終日、5日目スタート!
昨日も駅前で路上ライブしてた
まる、まさ、どい、たんぽぽの片方 君たちと出会いました。
みんな17、18くらいなのにギターが凄く巧いし、
歌に没入する(歌と同化する)男一人歌うたいとしての凜とした佇まいがあって、
非常に感銘を受けたのでした。
昔、横浜路上に鹿児島から上京してきた歌うたいがいて、
その彼の姿にいつしか憧れを抱いていたけれど、
その頃と共通する感覚を味わった、大分の夜でした。
うたいびとはねの二人や、alutoのだいご君、中尾諭介さんもそうだし・・
九州の男歌うたいには、
「男としてこうあるべき」の美学やゆるぎないメッセージがある。
誤解を恐れず素直に言うならば、それがとても羨ましく感じてしまった。
と同時に自分は横浜で生まれ育った人間として、
歌がどんな風に届いているのか、とか、
自分の立ち居地を改めて確認することができた。
さて、
まずは久留米と大分を結ぶ久大本線の始発に乗って、日田まで行きます。
現在九州の東側にいますが、ど真ん中を横断して西側に出てしまうわけ!
キハ220が停まってました。行き先表示がでかい!
バスのやつを使ったらしいです。発想が斬新ですよね。
最初後ろのキハ47のほうにいたんですが、空調が寒くて、
途中から前のキハ125のほうに移ってしまいました。
構内の灯列式信号機。
ライトが3個ついて、信号の状態を表します。
あとで調べたら、中継信号機と呼ばれるそうで、
本来の信号の見通しが悪いところに設置されるらしい。
ライトの列が
| だと 進め、
/ だと 制限(注意)、
- だと 止まれ
とのこと。分かりやすい(・∀・)
あたりは霧に包まれ
由布岳も山頂だけがかすかに見えるだけでしたが、
空気が圧倒的に涼しいし、幻想的でいいかも。
<由布院駅>
駅のホームには足湯がありました。が2分停車のため入れずヽ(´▽`)/
駅併設の足湯めぐり、なんてのも楽しそう!
さっきも2分停車の由布院駅で押してもらいましたが、
途中下車印をキスマークだとすると、俺、相当愛されてる感じがしてきた。
この赤い青春18きっぷもだいぶ貫禄が出てきました(^~^)
<風車>
山の上に風車。
夏空が戻りました。
国鉄フォントに出会えて嬉しくなった(・∀・)
太陽燦々。
朝顔ニコニコ。
少し待ち時間があるので、駅から徒歩で猛ダッシュ観光!
つまり競歩っぽい感じの俺です(汗がやばい)。
広瀬淡窓が開いた私塾で咸宜とは「みなよろしい」という意味。
身分に関係なく、幕末に沢山の志士(合計4800人!)が学んだそうです。
ゆったりゆったりと受付のおじさんに解説してもらいながら見学。
相模国からも6名が学びに来ていたとか。
岩国でご飯をご馳走してくださった方が、淡窓の話をしてくれて興味を持ったから。
志を持つものが、更にその志を強く鍛えるということ。
そしてその場所をこの目で確かめたかったんです。
急がねば(競歩で)。
間に合った(;´Д`)ノ
日田駅からは、名車と噂のキハ200で久留米へ向かいます。
トップナンバー!
来てみたかった駅。
こぢんまりとした山あいの駅でした。
4日目に乗った小倉方面、日田彦山線はここで乗り換えですが、
このまま久留米方面へ急ぎます。
1990年、全国初のひらがな駅名として注目された
「うきは」駅があるのは、うきは市浮羽町。
右の待合室のむこうに田主丸がいます。見たいですか?
どーん
今川河童駅のカッパ像よりも巨大(2mくらい)でちょっとコワめ。
降りれなかったけれども、駅舎はかわいい感じですよー。
http://www.fukuokayokatoko.com/spot_other/chikugo/no_005.html
<曇天>
と、この辺から急に曇り出して、雷も鳴りだした。
旅の行方は怪しい方向に・・。
九州新幹線のための橋げた建設が急ピッチで進められています。
<久留米駅>
あ・の・娘・と! ス・キャ・ン・ダル!(懐かしい)
久留米駅に到着です。
そして・・
行橋(ゆくはし)駅に続いてここでもきました、久留米マジック!
乗換えの15分間のあいだに、素敵な列車が次々と現れるじゃありませんか。
はやる心と飲みきれなかった数本の地酒のはいった重たいカバンを押さえつつ、
ホームを右往左往。色々撮ることができました!
それでは、その成果を↓
九州新幹線に名前をゆずって、「リレー」号となりました。
でも、中身はこんなにゴージャス。
http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_787new.html
(↑より詳しく知ってもらいたいので、リンクさせてもらった京九快速さんのページを紹介!
車内の模様をお楽しみ下さい)
グリーン車、乗りたい乗りたい!
東京から長旅を走りぬいて来た寝台特急はやぶさ!
現在は、富士と併結されて本州を走っていくので、
この「はやぶさヘッドマーク」は、もう九州でしか見ることができない貴重なもの。
昨日の行橋駅で遭遇できた「富士ヘッドマーク」に続いて、
ここでも見ることができるなんて、もう右の鼻から鼻血ものです。
そして、はやぶさが見れて浮かれていると、
久大本線を、自分の乗ってきたキハ200を追いかける格好でやってきた、ゆふDX!!
まさにDeluxe!山吹色がまぶしい。
http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_dc183yufudx.html
(↑京九快速さんのページ)
前は赤かったんですねー。
はやぶさと2ショットなんてもう・・左の鼻からも鼻血噴出。
きわめつけはこちら
Ⅰ世(キハ71系)、Ⅱ世(キハ183系)、Ⅲ世(キハ72系)とそれぞれあります。
Ⅱ世(キハ183系)はさっき来たゆふDXの車両。
今は黄色に塗られてゆふDXになってしまったので現存してません。
Ⅲ世はⅠ世によく似た、完全新造のキハ72系。
http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_dc71yufumori.html
(↑京九快速さんのページ)
キハ65・58を改造(!)したオールハイデッカー車(全席二階席)で、
国内唯一のビュッフェ(軽食の食堂)営業車なんですよ。
昔は新幹線とか寝台車でも普通に営業してたんですけどね。。
設備はあれど、ほとんど今見ません。寂しい。
堂々とした、素晴らしい轟音です。
気動車でここまで豪華なのは、本当に興奮もの。。
興奮のあまり両耳から血がぴゅーっと・・
それはないです。失礼いたしました。
乗りてぇなぁ。
いよいよこの旅の目的地「多久」駅のある佐賀県に突入です。
http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_783.html
(↑京九快速さんのページ)
ハウステンボスに行くやつも連結したりする、ハイパーサルーン車両ですよ。
みんな博多へダイレクトアクセス。便利。
お盆ももう終わり。
「またおいでね。気をつけて。忘れもんなかとね」
「大丈夫です。それじゃどうも、失礼しまーす」
「おばあちゃん、バイバーイ」
関係ない僕も思わずにんまり。
おばあちゃんのさみしそうで、でもちょっとほっとした背中。
こういった風景が見られるから、
夏旅、好き。
<古レール>
駅舎に使われた古レールの情報は、ここ鳥栖駅くらいしかないそうです。
それにしても小倉沙耶さんに教えてもらわなかったら、
興味持って見なかっただろうなあ。。感謝です!!
さて、
817系長崎行きに乗り込んで、佐賀まで行きます。
この列車、
顔こそ地味ですが車内が素晴らしい!
木を基調にしたシートに皮張りの背もたれとヘッドレスト!
断言しましょう。普通列車の中で乗り心地は最高です(・∀・)
つり革のやつが円形!
手で開けて座れます。
運転台、トイレもかわいいじゃないか!
UV96加工の長広ーい窓も車窓を楽しむには最適。
だいぶ気に入ったヽ(´▽`)/
多久駅に着いたら食べるように、
鳥栖駅のユアステーションで駅弁を購入。
ここのお姉さんが親切な方で、
売っていた佐賀名物丸ぼうろや兵六餅(鹿児島名物)のことなんかについても
色々教えてくれました。そしたら欲しくなって買ってしまった(お姉さんの作戦勝ち)。
横浜名物のシュウマイ弁当が「長崎名物・焼麦弁当」として売ってたので、違いを楽しみに購入。
この辺から、買うものがお土産モードに入ってる俺です。
<佐賀駅>
ここで乗換え。
キャンペーンで佐賀駅泊だったとき、
ここで「多久駅行き」の気動車見て興奮したっけなぁ。
さぁ、いよいよ
唐津線キハ47の2両編成で、今回の目的地「多久」駅を目指します!!
車窓は非常にのんびり。
さあ!
いよいよカウントダウンヽ(´▽`)/
雨降ってきた(笑)ヽ(´▽`)/
明日は、いよいよまとめサイトも最終回。
5日目後編をお楽しみに!