夏旅2008まとめ 4日目後編 | オオゼキタク Official 鉄道Blog「マジで終電5秒前」Powered by Ameba

夏旅2008まとめ 4日目後編



<仙崎駅>


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さて旅は続きます。
キハ47の2両編成・快速みすゞ潮彩2号で下関へ!


<と、その前に>
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腹ごしらえ。


仙崎はイカが有名らしく、駅弁ないかなーと物色するも駅には売店さえない。

地元の定食屋さんに入ろうとしたけれどもお昼どきの団体さんでどこも満席。。


とぼとぼ歩いていると回転寿司屋さんがあり、しかたなく入ってみましたが、


予想を大幅に裏切ってめちゃくちゃ美味いイカを食すことができました!

こりっこりでした。

しかし調子に乗って色々頼んでたら駅弁より高くついてしまったヽ(´▽`)/


仙崎駅では、このように小さな木札に思い思いのメッセージを書いて、

モザイクのように配置して一つの絵にするプロジェクトをやっていて、

僕も1枚、書いてきましたよ!


この辺では、なんでもかんでも「ぶち」つけるらしいです。



仙崎駅にみすゞ潮彩号が入線。


模様もフォントもファンタジック。


2両のうち1両は眺め最高の指定席なんですが、
今回はなんとその指定席をとることができたんです(・∀・)

場所でいうと、あの帽子の少年の隣・・・って特等席じゃないかー!!


この夏旅のことを

鉄道居酒屋キハで出会ったIさんに話したら、


「じゃぁ、チケット取るのお手伝いしましょう」


ってことで、なんと一番いい席をとってくださったんです!!

(↑実際は朝5時にみどりの窓口に並ぶつもりでいた)


この場を借りてありがとうm(..)m


指定席のお客さんには、プレゼントがあります

はまゆうの花言葉「どこか遠くへ」


風景の時刻表などめくりながら

エンジン音や車内アナウンスなど録音しながら


涼しい車内で素敵な景色を眺めつつゆく旅。


きっぷは510円必要ですが、最高の時間でした(´∀`)


<特牛(こっとい)駅>

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難読駅名ランキング(あるのか?)の上位に君臨するこの駅名は、
でかいオス牛 = ことい と呼ぶことに由来しているらしい。です。


みすゞ潮彩号は3つのビューポイントで停車して解説してくれるのでありがたい。
黄色いのが停車目標。そして名勝、二見の夫婦岩ですー。



<小串駅>

反対側の列車の到着待ち。

当然その隙に下車印をもらう為、跨線橋を渡る俺です。

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みすゞ潮彩号の旅はまだまだ続きます(・∀・)

のーんびり。



反対側の列車来たんで、出発です。

最高の空調・最高の景色・最高の席で

のーんびり海を眺めてたら、つい船を漕いでしまい・・

連日の睡眠不足がたたってか、まさかの寝落ち!!!



<下関駅>
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もったいな(;´Д`)すぎる
というわけで下関駅到着。久々の都会です(・∀・)

みすゞさん「だめねぇ」


顔を洗ってさっぱり出直す


<本州脱出>

さよなら、西日本!



バスに乗って向かったのは、

<壇ノ浦>

ここは、壇ノ浦。

平家滅亡の地です。

関門海峡の渡り方は何種類かあります。


・車で渡る

・新幹線で渡る

・在来線で渡る

・渡し船で渡る

・人道トンネルで歩いて渡る



オオゼキタクが選択したのは・・



<関門人道トンネル>

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普通に九州入りするのもつまらないんで、

ここから、歩いて渡ることにしました!



人は無料!



普通のエレベータ

いざ!


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九州!

家族連れのお父さんが3回試したうちの1番いい写真がこちら(笑)

これ以上頼むのも悪いので、これがOKテイクです(´∀`)


大泉さんも原付を押した人道トンネルを徒歩で渡り切り、バスで門司港駅へ。

なんとか予定通りの列車に間に合いました。


<門司港駅>

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初・九州の駅(・∀・)



ここは駅舎がすばらしい!
ほんとうに大正時代のまんまです。


しかし駅舎を堪能したい気持ちをグッと抑えて、

交流電車、813系で鹿児島本線をゆきます。



ちょっと分かりにくいですが、あの白いところが、在来線・関門海峡トンネルの入口。

あそこを降りていって、本州側に出るわけです。出るわけですよね、吉田さん(・∀・)

このトンネル入り口をこんな風に撮れるのは、門司港から来た人だけの特権!


<小倉駅>


小倉駅で大関さん、賭けに出ます。


2分接続で、日田彦山(ひたひこさん)線の気動車に間に合うかもしれない。


でも、

ここでそんなに急いでもし間に合わなくても、

北九州高速鉄道のモノレールの終点企救丘まで行って志井公園で乗換えてもいいし、


戸畑で降りて徒歩&渡船で若松駅まで行き、

若松線の気動車で折尾に向かい、福岡郊外をちょこちょこ行くのも面白い・・


でも、細かい乗り降りとかするよりも、じっくり旧炭鉱跡の路線を味わいたいな・・

色んな葛藤がありました(道を何パターンか用意しておいた)。



しかし、

携帯からのリアルタイムレポートが追いつかない気配満載だったので

ここは、2分接続の日田彦山線に賭けてみたのです。


走ってなんとか、

日田彦山線田川後藤寺行きに間に合った!(´Д`)
運転士さん、若干僕を待っててくださいました。



感謝!


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キハ47と同じ顔してますが、型式はキハ147って書いてありました。

確かに大出力の気動車の音とスピードだ。



<呼野駅>
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かつてスイッチバックがあったけど廃止になって新しいホームができた駅。
使われなくなった古いホームとレールが風化しつつも残されていました。

絵に描くとこんな感じ。

旧ホームがすごい立派なのに比べて、現ホームは割と簡素で寂しい。
昔は、青→の方向の坂道を登るために、廃止されたスイッチバックへ一回バックして、

助走をつけて蒸気機関車は登らなきゃならなかったらしいです。



向こうの山は石灰採掘で削られてしまったもの。

山が綺麗に削られている景色は、ちょっと圧倒的です。


呼野駅の隣の採銅所駅や香春(かわら)駅もそうですが、

この辺は鉱山の街だったんだなーということが窺い知ることができます。

<田川伊田駅>

田川伊田駅に到着!


ここで乗換えのため、少し時間が空きました。



国鉄フォント!


こちらは平成筑豊鉄道のホームの駅名標。

旧田川線・伊田線・糸田線が第三セクターの平成筑豊鉄道になったわけですが、

華やかなりし炭鉱全盛の国鉄時代の名残がこんなところに残されていました。

<餌>
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おまえわざとそこにいるだろう

平成筑豊鉄道のホームにて。


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待ち時間があったので、ホーム端っこの草と同化して風に吹かれてみる。
涼しい。 ここでマジPod録音したりしてました。


<へいちく>

平成筑豊鉄道に乗り換えて行橋(ゆくはし)まで行きます(写真は逆方向の直方行き)。

はまりんみたいなこのキャラは「ちくまる」。


<赤駅>
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広島カープみたいな真っ赤なの想像してたけど意外と普通でしたヽ(´▽`)/

<油須原(ゆすばる)駅>

広い敷地を持つ油須原駅。(この辺の「原」は全部「ばる」と読みます)

長大編成の列車が行き来したことを物語っていますね。


駅舎も由緒正しき、堂々とした面構えですが、このへいちく1両編成の気動車が停まると

逆に寂しさが募るものがあります。。


ここは、ドラマ版・東京タワーのエンディングの舞台になったらしいです。

大泉さん!


<源じいの森駅>
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源じいがお出迎えしてくれるのを想像してたけど意外と普通でしたヽ(´▽`)/


<犀川駅>
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夏空を刺しているかのような駅舎。


ちなみにこの隣駅は「東犀川三四郎」駅。

三四郎がお出迎えしてくれるかとおもいましたが・・それもありませんでした。

(夏目漱石の小説「三四郎」の主人公の出身地だったらしい)

<今川河童駅>
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かわいらしいカッパがお出迎えしてくれるかと思いき・・

ホントにお出迎えしてくれた!ビックリして撮るの失敗ヽ(´▽`)/

http://www.heichiku.net/p/modules/stations2/index.php?id=34



このように長いホームの駅が半分、

新設のユニークな名前の駅が半分、といった感じ。


<入道>
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夕焼けに立ちはだかる巨大入道出現。



<行橋(ゆくはし)駅>

平成筑豊鉄道は、新旧入り混じった楽しさがあって良かった!



<行橋マジック>

そして、、いやーすごかった、行橋マジック。

短時間の間にたくさんの車両に出会えました。一挙公開!



交直流両用415系1500番台・下関行き


屋根の上は重厚な電圧変換装置つき!


交直流両用415系鋼製車・新田原(しんでんばる)行き




JR九州の旧国鉄車は基本このカラーパターンみたいですね。



交流の885系特急白ソニック


おっしゃれー



JR九州の新車は、車両へのこだわりがすごいです。

型式番号の表記もかわいい(指が興奮を物語っている)。



そして極め付けは


東京へ向かう寝台特急富士(ムービーも撮れちゃった)!!
こんなところで出会えるなんて!

ホーム走りまくってしまったヽ(´▽`)/


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はぁ、楽しかったヽ(゜▽゜)ノ

ここから日豊本線に乗り継いで813系快速で中津まで行きます。

サハの窓にはなんと眩しくないようにUVカット。


普通に乗る人にも気配りうれしいですね(・∀・)
日はゆっくりと暮れて行きます。


<中津駅>

中津駅に到着!

駅員さんに聞いてみたところ、中津の名物は鱧(はも)とか鶏の唐揚げとのこと。

はもベンチ



とりあえず降りてみる


寺町をさまよっていると・・



福沢先生の旧居発見!

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しかしご飯やさんが開いてないヽ(´▽`)/
でも意外とおなかすいてなかとですたいヽ(´▽`)/


しかし開いているのは飲み屋ばっかりだし、ゆっくり食べてる時間もないので焦ってきた。
うーむ。。

ふと、こないだ安住さんのラジオで

「九州は中華料理屋で普通にちゃんぽんが食べることができ、

小さい店でも凄く美味い」と言ってたのを思い出し、
アーケード街にあるこぢんまりとした中華料理店に入ってみることに。


<皿うどん>
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お店に入るとお客さんのおじさんが一人。店員さんいない。
「すーいませーん」


無反応。



「あのぅ、すーーいーーーまーーーせーーーーん」

と3、4回声をかけるとようやく奥からおじいさんが出てきてくれました。


「はいはいー」


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皿うどんと鶏の唐揚げを頼み、出てきたのがこちら。

皿うどんというより汁なしちゃんぽんといった感じですが、味はもう!


ばりうま!!


びっくりした!唐揚げも揚げたてで美味しく大満足!!

食べ終えてお勘定を済ませてからおばあちゃんと、

名物の話や今までの旅の話()なんかをしてたらあっという間に列車の時間。
安住さんの話は本当でした!!




中津からは811系で柳ケ浦までいきます(これは向かいに停まってた門司港行き)。



<杵築駅>



駅前で盆踊りやってました。

この携帯カメラ・・夜はだめですな(´∀`)


青ソニック883系発見!



SINCE2008・・そう、今年の新車、

噂の中間増備車883系1000番台に会えました(・∀・)


しっかし、車両の中が本当に楽しそう。

http://www62.tok2.com/home/tsubame787/seat_883new.html

京九快速さんの「座席探訪」のサイトをご覧いただくと、九州特急の楽しさ

を更に堪能できますよ(リンクにも追加しておきました)!


いつか九州特急乗りまくり大会したいなぁ。。


<本日の地酒>
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右は仙崎で手に入れた清酒青海島。
左は下関で手に入れたふ「く」のひれ酒。

あとみすゞさん。


<柳ヶ浦駅>
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さて、ラストラン!
すぐの接続、この815系で大分まで行って本日の行程終了です。


いやぁ、濃い一日だった。。。。


それでは4日目を振り返ってみたいと思います(^-^)


〈4日目行程〉

新山口-(宇部線)→宇部新川-(小野田線・小野田線長門本山支線)→長門本山-(小野田線)→小野田-(山陽本線)→宇部-(山陽本線)→厚狭-(美祢線)→長門市-(バス)→仙崎-(美祢線仙崎支線・山陰本線)→下関-(バス)→壇ノ浦-(関門海峡人道トンネル)→人道トンネル入口-(バス)→門司港-(鹿児島本線)→小倉-(日豊本線・日田彦山線)→田川伊田-(平成筑豊鉄道)→行橋-(日豊本線)→中津-(日豊本線)→柳ケ浦-(日豊本線)→大分


5日目、いよいよ最終日に突入です!