夏旅2008まとめ 3日目前編
<鳥取駅>
おはようございます。
朝焼け鳥取駅。
因美線郡家経由・若桜鉄道直通キハ47の2両編成で、終点若桜まで行きます。
わかざくらと書いて「わかさ」です。
一見なにげないただのキハ47ですが、
ドア手開け車両でした。興奮!
窓も手開けできちゃう車両でした。 これは嬉しい。
朝風を浴びて爽快。
<隼駅>
素敵な駅名ですね。
この旅のエンディングを予見するかのような名前だ(^^)
<徳丸駅>
夏旅の良さは、朝に凝縮されているような気さえしてきます。
<丹比駅>
旧い駅舎が大事に使われている。
この音。光。存分に堪能してください。
<若桜(わかさ)駅>
終点若桜駅に到着。
ここには鉄道遺産とも言うべき数々が大事に保存されています。
蒸気機関車C12と、給水塔。
状態がすごく綺麗。
蒸気機関車がくるっと向きを変える用です。
鉄道好きにはたまらない場所ですが、残念ながらすぐの折り返しです。
若桜(わかさ)駅のご年配の駅員さんが、
日付と鋏をパチンと入れてくれました。
朝から大満足(^-^)
折り返し郡家まで戻ります。
こおげ駅で降りてみた(読めない)!
特急スーパーいなばも停まるターミナル駅です。
空き家になって潰れかけている家も何軒かあり、ちょっと寂しい気持ちになる。
色んな種類を見ることができましたよ。
キハ47、堂々の5両編成!!
学生さん満載で鳥取方面へ走っていきました。
ちょうど、
上りと下りの187系特急スーパーいなば同士の交換も見ることができました!
撮るとき動きすぎたので、ちょっと酔うかもしれません。ごめん。
智頭急行の車両、HOT3500の3両編成が来ました。
実はこいつ、見ためこそ地味ですが、
最高時速110km/hを出せる大馬力の高速気動車なのです。
HOTの由来は
H=兵庫 O=岡山 T=鳥取の3県の頭文字から来ているとか。
今日は中国地方の山道をゆくローカル線でゆこうと思います。
キハ120に乗り換えて津山まで行きます。
HOTちゃんと比べるとだいぶゆっくりじっくり。
山からの岩清水、絶対ひゃっこくて美味いとおもう。
顔洗いたい!!
すごいのが撮れた。
あの、通過列車がタブレットの輪投げをしてた駅です。
横見さんがJR全駅下車を達成した場所でもあるらしい。
<三浦駅>
神奈川に帰ってきました
というのは冗談ヽ(゚◇゚ )ノ
まもなく津山。
美作(みまさか)地方の中心的城下町です。
<津山駅>
津山といえば・・
当然のようにだし汁、天かす乗せ放題。
でもうどん屋のおばちゃんに聞いたらルーツは九州らしい。。
<転車台>
こちらは歴史遺産でもなんでもなく、現役の転車台。
稼動しているところを見てみたいなぁ。
そのもっと向こうにかすかに映ってるのが、その転車台です。
気動車のけたたましいエンジン音が津山駅に響き渡っていてテンション上がる(・∀・)!
姫新線キハ120に乗り換えて新見駅まで行きます。
<美作千代駅>
![200808131018000.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/c0/99/10084137886_s.jpg?caw=800)
みまさかせんだい駅。びさくちよではありません。
さっきの丹比駅もそうですが、この辺は素敵な木造の駅が多いです。
今度来る時は少し時間をたっぷりとって、一度ゆっくりと堪能してみたい。
「ほーじゃけのう、○○いったんよー」
とか普通に聞こえる姫新線車内(^-^のどか
普通、
駅名が他の地域とかぶった場合(「勝山駅」とか)、
新しくできた駅のほうが旧国名(武蔵とか相模とか)+駅名とするので、
本来は「美作勝山」とすべきところですが、
みまさかかつやま
だと絶対噛む(笑)ということで、
中国勝山(ちゅうごくかつやま)と名前が決まったらしいですφ(.. )
トンネルや急峻な山道が多くなってきました。
時には15キロ制限でとろけるほどゆっくり進んだりします。
草ぼうぼうで線路が隠れてしまってる所も多く・・・夏です。
山道をゆく
<きびだんご>
<岩山駅>
多分次来た時はここで下車したいな。
岩山駅を出てすぐの夏空
<新見駅>
駅前の酒屋のおじちゃんに地酒を教えてもらったりしてました。
県庁所在地の鳥取は非電化で、岡山~新見~米子は電化されているという現実・・。
岡山からの381系特急やくもとすれ違いです。
この振り子式車両は、カーブを高速で曲がれるのが売りだけど、
油断するとちょっと酔うらしい(´Д`)
運転台付きグリーン車だから「クロ」です。
僕はといえば、引き続き↑のキハ120で芸備線を西へ向かいます。
前の日にアップした地図をご覧になっていただくとわかると思いますが、
現在ちょうど中国地方のど真ん中の山道を驀進中です。
お盆ということもあってご覧の混みっぷりヽ(´▽`)/
まさかの立ち組ヽ(´▽`)/
<野馳(のち)駅>
ていうかこの辺の駅名が基本、読めません(笑)
この駅をはじめ、関東でいうところの「騰波ノ江駅」級の年季の入り方をした駅舎がいっぱい!
基本、たまりません。
東城駅を過ぎたあたりで難所が続きます。
車両は25km/h(雨の日は15km/h)に減速して通りなさい、という制限速度の標識。
この先で制限15のところ見つけたけど撮り逃した(´Д`)
<15km/h制限>
撮れたのでちょっとうれしいヽ(´▽`)/
自転車並のスピードですよこれは。
ちなみに奥の、ボウリングのストライクみたいなマークは「制限解除」。
つまり、ここら辺だけ減速して下さいね、という標識なのですφ(..
時にはこんな切通しも抜けて、
<備後落合駅>
ここは山あいの無人駅。
基本何もない駅ですが、一時的に3方面からの列車が集まるターミナル駅と化します。
僕が来たタイミングではなんと
芸備線新見方面
芸備線三次方面
木次線宍道方面
の3種類が同時に顔合わせ。
3つの色違いキハ120が顔を合わせる貴重なシーンをムービーに撮れましたよ(・∀・)
ここから左側の車両で三次方面へ、終点三次(みよし)を目指します。
古びた洗面台。今では蛇口が取り外されてますね。。
蒸気機関車が主流だったので、山の冷たい水で煤だらけになった顔を洗ったりしたらしいです。
駅のトイレに行かなかった理由の一つでも・・あり・・ます。
<駅ノート>
駅ノートに書き込みを済ませ、列車に乗り込むと運転士から恐るべきアナウンスが!
「この車両、トイレ壊れております。
申し訳ございませんが駅のトイレをご利用ください」
なんですってヽ(´▽`)/
三次駅までは約1時間半。。
お盆でお客さん沢山。。
しかも次の三次では4分接続。。
さあ、膀胱は悲痛な叫びをあげることになるのか!?なってしまうのか!!??
まずいヽ(´▽`)/
後編へ続く!