Ryomo to Jomo その3(最終回)
来た道をそのまま戻「らない」快感というのでしょうか、
そういうの、感じてしまうほうです。
行くべき方向の逆側の列車に乗るときの、特別感、お得感、
あのなんともいえない解放感が・・・たまりません。
ストレスで抑圧された現代社会を解放するのは、もしかしたらこの「鉄道逆方向乗り」かもしれない
と予感してやまないタクですこんにちわ。
てなわけで、
足利市から浅草方面ではなく、太田方面への東武普通電車に乗っちゃいました。
ゆっくりと魂が解放されるのを感じ(寝てた)つつ、列車は太田へ到着。早。
魂の先導者、入線。
ことんことん列車は走る。
車窓では、冬枯れの農地を夕焼けが優しく染めていました。
東武桐生線北端の車止め。
終点・赤城駅到着!
赤城駅の1駅手前、相老駅から乗れるのが、「わ鐵」。
わたらせ渓谷鐵道です。
この日絶対絶対乗りたかったんですが、
どうしても帰って来れないことが判明し泣く泣く諦めることに。
ああ、あの気動車に乗りたい。。
足尾駅に放置されたままのキハ30に会いたい。。
赤城駅のポスターにこの悶々とした思いを馳せる・・。
わ鐵の気動車はなんと言っても、わ39-300形!
http://www.railstation.net/uraken9/photo/0124.jpg
(撮影・裏辺さん)
去年3月に廃止されてしまった「くりでん(くりはら田園鉄道)」っぽいんですよね。
普通角ばってる車両の上が丸くて、かわいいです。20系寝台↓の後姿も髣髴とさせてくれます。
* * *
さぁ、赤城駅からは、上毛電気鉄道(以下JOMO)のこの列車・・
なんと元・井の頭線3000系が(700型)が元気に活躍中!
おおお。
静岡県・吉原にある岳南鉄道の元・井の頭線を見た以来の興奮。
一昔前までは、
下北沢で降りるミュージシャンや役者さん、明大や東大の学生さんや、
井の頭公園に行く花見客とかをいっぱい乗せてたんだろうなぁ・・と思うと
この車両の第二の人生、やけに感慨深いものがあります。
人だけじゃなく、
自転車も乗せちゃう寛容な井の頭線。じゃなくてJOMO。
若者の味方です。
終点・中央前橋まで行っちゃいます。
JOMO(英語読みPlease)
これからも元気で頑張ってね!
てことで、
Ryomo to Jomoの旅、おさらいです。
渋谷-(東京メトロ銀座線)→浅草-(東武伊勢崎線・特急Ryomo)→足利市-(東武伊勢崎線)→太田-(東武桐生線)→赤城-(JOMO上毛電気鉄道)→中央前橋-(バス)→前橋-(湘南新宿ライン)→渋谷
また乗っちゃった(・∀・)
グリーン車で買うTOPPOは3袋入り!!
リクライニングを一番深く倒し、TOPPOをくわえながら旅の余韻に酔いしれる、
社長勘違い気分のタクでした。うっしっし。