箱根あじさい電車 その4 | オオゼキタク Official 鉄道Blog「マジで終電5秒前」Powered by Ameba

箱根あじさい電車 その4

急な斜面を登って行くため考えられたのがスイッチバックという鉄道技術。

ジグザグに山を登っていきます。


昔は蒸気機関車の釜にどんどん石炭を放り込んで、

命からがらなんとか峠を越えて行くという、かなりの難所だったそうですが、

今では鉄道のパワーUPや技術改良で、軽々登っていけるようになりました。


手間も時間もかかるスイッチバック自体、どんどん廃止されていっていますが、

今でも元気に活躍しているスイッチバックが全国にまだ何箇所か残っています。


ここ箱根登山鉄道もそのひとつ。

ここのスイッチバックは、超簡単に書くとこんな感じになってます。


一旦信号場で停車。

運転手と車掌さんが場所を交代して、さらに登って行く。

これを3回繰り返す、3段スイッチバックで有名です。

もちろん、その車窓にはあじさいが・・咲いているはず。

(春先に行ったんであじさい写ってなくてすみません。。)


それではさっそく一発目。

塔ノ沢を出ると、まず一つ目のスイッチバック

標高 234m 出山信号場です。


この部分だけ複線になってて、列車が通るたびに

ポイントがせわしなく動作します。



来たー!


と行きは写真に専念していたため、動画はおさえられず・・。

帰りに撮った出山信号場の模様がこちら。

車両の赤が山に映えるなぁ。


続いては

標高 349m 大平台駅。


ここは駅なので、普通にお客さんも乗降できます。


箱根登山鉄道は車内を通り抜けできないので、

ドアが開くと同時に反対の行き止まりまで走って撮った俺です。



最後は

標高 359m 上大平台信号場。

だいぶ山っぽくなってきましたー。


運転手さんと車掌さんが場所を交代するところを激写!!

きっとみんなが毎回注目するから、心なしかウォーキングも素敵。


かなり「見られる仕事」度高いですね。

乗客の皆さん彼らの一挙手一投足に釘付けです。

羨ましい!!



さて間もなく列車は、

終点強羅駅に着きます(・∀・)