鉄道と僕 その9 | オオゼキタク Official 鉄道Blog「マジで終電5秒前」Powered by Ameba

鉄道と僕 その9

デビュー直前の頃、名古屋の東海テレビ「☆もの」という番組に出させてもらっていました。


千葉のbayfm「Groove from K・WEST」で柏にも毎週通っていました。


それまで渋谷の道端で歌っていた男にしては、飛躍的な移動距離でした。

当然、鉄道を使っての移動とになりましたが、必要以上の興奮はなかった記憶があります。


レコーディング中に近くのコンビニで買った食玩(でか目の111系!)


鉄道に乗るヨロコビよりも、


地元を離れて歌が伝えられる嬉しさ や、知らない土地で歌う緊張 のほうが強かった。


それに、長いこと鉄道を封印してきた自分は、乗っても感動しないことにしていたのかもしれません。



デビュー前後になると、


新曲やアルバムのプロモーション活動で全国の放送局にお邪魔して歌のことを話したり、


実際に歌ったりする機会を頂くようになりました。



その頃からでしょうか。


折角の記念だし撮影しておこうと、ご飯、名所の風景、おもしろ看板・・


様々なものを携帯カメラで撮るようになりました。



その中で映っていた数少ない写真がこちら。
札幌  熊本


札幌市電、熊本市電、JR九州815系電車


携帯の画像の荒さが時代を物語っています(2004年当時)。



折角来たのだからその街の人に会い、空気に触れて、その街のことを自分から好きになろう。


そうやって街歩き活動をしているうちに、



「この街でしか乗れない鉄道に乗って色んな景色をみてみたい」


という欲求が自然と沸き起こってきたのです。


 

関西の阪急電車と阪神電車


大阪の帰りには、新幹線のチケットを乗車変更+2000円位を支払って、


寝台急行銀河」号を利用して帰京することもありました。



狭いB寝台にギターケースを並べて、

さらに身動き取れなくなって全然眠れなかったのを思い出します(´∀`)


この3月をもって廃止になった「銀河」。ラストランの動画はこちら。

この日はニュースの生中継も入っていましたね。


残念すぎる・°・(ノД`)・°・



しかし、この頃の鉄道好きはまだ、

かわいいものでした。。