クハとか モハとか クモヤとか
鉄道が好きな人は必ずされる質問。
しかしライト乗り鉄なタクは
(やべ俺全っ然わっかんねーΣ(゚д゚;))といつも華麗にスルーしてきました。が、
せっかくなんで調べてみることにしました。
意外と簡単!一緒に覚えちゃいましょう(°∀°)b
まず「ハ」。
お客さんの乗る車両=客車を イ ロ ハ でランク分けしてます。
「イ」 = (一等車。 ※今は廃止して存在しません)
「ロ」 = グリーン車。
「ハ」 = 普通の客車です。
次。
モ とか ク とかは、役目を表します。
「モ」 = 電動モーターがついてる。モーターのモ。(私鉄では「デ」との表記もあり)
「キ」 = ディーゼルエンジンがついてる。気動車のキ。
「ク」 = 運転台がついてる。電動車にくっつくのク(!)
「サ」 = 何にもついてない車。差し込まれるのサ(!!)
くっつく、さしこむ・・ってホント?と思ったら、
ちゃんと「鉄道用語小事典(昭和24年発行)」にはそう載っているとのこと。
和な語源だったんですねーφ(..)
それではおさらい。
クハ = 運転台のついてる普通の客車。
サロ = モーターとか何もついてないグリーン車(静か)。
キハ = ディーゼルエンジンがついた客車。てゆーか気動車。
では問題!
モハ = 何でしょう?
疲れたときに発する生暖かいため息
ちーがーーーーーうううう
このーばかチンがーーーーーーー!
モハ = 電動モーターのついた普通の客車。
が正解です(・∀・)
これだけ覚えちゃえばもう、ほとんどの列車はバッチリ!
モーター音のしない静かな車両に乗りたい日は、
「サハ」を選べるステキな鉄子さんの誕生です(´∀`)
・・ここから時間のある方のみどうぞ・・
==============
その他の車両についても調べてみました。
僕が子供の頃にはあったけど、今はもうほとんど見られなくなったものもあります。
荷物車や郵便車は廃止になってしまったようです。少し寂しいですね。
湘南色のクモヤ143
<役割で決まる記号>
ネ = 寝台車(寝るのネ) シ = 食堂車(食堂のシ)
ニ = 荷物車(荷物のニ) ユ =郵便車(郵便のユ)
ヤ = 事業車(「役人」用のヤ) エ = 援護車(援護のエ)
フ= 緩急車(非常用手動ブレーキのフ)
<荷重による記号>
オハネ25
オ=32.5~37.5トン
ネ=寝台車
B寝台はオハネ。
A寝台だったらオロネになります。
この「オ」について更に調べてみました。
今は動力分散(複数の車両についてるモーターで一気に列車を動かす)の列車が多いですが、昔は動力集中(機関車が、モーターのない車両を沢山引っ張る)が中心でした。
そうなると当然「運ぶものの重さ」が重要になってくるため、荷重に応じた形式番号が車両に与えられたそうです。
コ= 22.5t未満 (小型)
ホ= 22.5~27.5t (ボギー(二軸)車の重さ)
ナ= 27.5~32.5t (中型)
オ= 32.5~37.5t (大型)
ス= 37.5~42.5t (すごく大きい)
マ= 42.5~47.5t (ますます大きい)
カ= 47.5t以上 (かつ大である)
コホナオスマカ・・コホナオスマカ・・呪文みたい。
「ゴホっ(咳)治すマカ」と覚えよう。
では、最後、貨物車について。
ワム、とかタキ、とかは聞いたことがありますが、それの意味とかは全然分かりませんでした。
<貨物車・役割による記号>
コ = コンテナ車(Containerのコ) ワ = 有蓋車(Wagonのワ)
ト = 無蓋車(Truck(英語で無蓋貨車)のト) タ = タンク車(Tankのタ)
チ = 長物車(Timberのティ) シ = 大物車(重量品のシ)
ホ = ホッパ車(Hopperのホ) ク = 車運車(車のク)
ヨ = 車掌車(車掌のヨ)
などなど。
<貨物車・荷重による記号>
ム = 14t~16t
ラ = 17t~19t
サ = 20t~24t
キ =
紫??
その由来は、ついぞ分かりませんでしたが、なんか意味があるのかもしれませんね。
しっかし・・・疲れたヽ(;´Д`)ノ