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三菱大夕張鉄道は専用鉄道を1939(昭和14)年4月20日に地方鉄道に改組して開業した。
「新清水沢駅」は清水沢駅起点350mの位置に専用鉄道の駅として1932(昭和7)年10月20日、従来の大夕張鉱業所清水沢出張所に待合室を加え移築し、新清水沢駅兼出張所としたが、1938(昭和13)年10月31日「新清水沢駅」と改称した。
当時は石炭貨車は直通したが、旅客及び手荷物は徒歩・荷車での連絡だった。1947(昭和22)年1月16日国鉄清水沢駅乗り入れにより廃止された。
当駅に関する写真・図面等の資料は皆無で、イラストは当時南大夕張から新清水沢で下車、さらに清水沢・鹿ノ谷から省線・夕張鉄道線を乗り継いで新夕張(後の夕張本町)の女学校へ汽車通学をした方が記憶を頼りに描いたもの。別の方の記憶にはホームへは半円形の階段を降りたとあり、興味をそそられる。

※新清水沢駅のイラストと乗車券