一定数の献血者は、常に必要です。
なぜなら、血液には生きている細胞が入っているので長期保存ができないから。
冬場の献血者は、他の季節に比べて少なくなります。
そこに追い打ちをかけたのが武漢ウイルスです。
このため、血液の不足が心配されました。

しかし、赤十字社や競泳の池江璃花子さんの呼びかけもあって献血者数は回復に向かいました。

 



献血は、社会貢献の一つであることに間違いはありません。
先月(2月)、私は二十数年ぶりに献血をしました。
といっても、日赤や池江さんの呼びかけに応じたのではありません。
『69歳まで献血ができる条件をつくっておこう』と思ったのです。

詳しく述べますね。
先ず、献血再開のきっかけは、斉藤一人さんの著書『楽しんだ人だけが成功する』でした。
こんなことが書いてありました。
≪今、献血ルームってすごく充実しているんだって。
献血をした人はジュースやお茶が飲み放題だったり、いろんなお菓子がもらえたり。
献血ルームによっては設備は様々だけど、なかにはおしゃれなカフェみたいなのもあったりして、ゆったりくつろげるんです≫

早速、日赤のHPを開いて献血のことを調べてみると、年齢制限の規定を発見・・・。
HPには、『献血が出来る年齢は69歳(70歳の誕生日の前日)まで』とあります。

しかし、この「69歳まで」というのには次の条件が付きます。
『65歳から69歳までの方は、60歳から64歳までに献血の経験がある方に限られます』
この『60歳から64歳までに献血の経験』というのが、私の献血再開の理由です。



1月の日曜日、飛び込みで血液センターに行きましたが予約で一杯です。献血ができません。
2月7日の予定で予約を入れて帰りました。
さて当日、二十数年ぶりなので、まったくの初心者扱いでした。
新規の献血カードを作り、心電図を取り、医師の健康チェックを受け、異常なしの確認をして、血液検査を受け、やっと採血室に入りました。
いくつかのコースの中から成分献血を選びました。
成分献血は体にやさしい。2週間後には体が回復して次の献血が出来るのです。
ちなみに、全血400mlの場合は12週間後から。(年齢や体重によって違いがあります)
献血後は、暖かい飲み物で水分補給をしたり、テレビや雑誌を見たりしながら30分ほど休憩し、お礼の品をいただいて帰りました。

また、キャンペーンもあり、期間中に3回献血をすると景品がもらえるなど、イベント関連も充実しています。



血液センターには、私の過去の献血の全記録が残されていました。
再開した2月7日は22回目の献血でした。
23回目は2月28日。
24回目は3月29日(今日)でした。
このペースで続ければ、100回目も夢ではなさそう。