伊豆半島へ

< 4月21日(金)>

熱海伊豆山にある「興亜観音」にお参りに行きました。

 

 

この観音様は、大東亜戦争と深いかかわりがあり、“第二の靖国”と言われています。

建立は、松井石根大将の発願です。

松井大将は支那事変で司令官を命ぜられ、南京攻略までの指揮に当たった方です。

日支の激戦で多くの兵の血が流れたことを悼み、日支両国の戦没者を供養するためでした。建立は昭和15年2月です。

 

一人、観音様の前でお参りしていました。

終わると、「ようこそ」と声がしました。

住職様です。    ※リーフレットにお写真あり

「お時間はございますか」

と断りの後、由来など説明をしてくださいました。

 

 お話の中に、こういうのもありました。

観音様のそばに、英霊七士の碑があります。

建立は昭和34年4月19日。

東京裁判でいわゆるA級戦犯とされた七士です。

七士の遺骨灰は、東京湾に捨てられたと言われています。

が、GHQの警戒する中、一部を持ち出した人がいて、それが碑の下に埋葬されているとのことでした。

まさに命がけの行動です。

 

次に、本堂に案内していただきました。

中の観音様の左右には、日本と支那両国2つの戦没者の位牌が祀られています。

いまでは、大東亜戦争での全戦没者と東京裁判で殉国刑死者となられた御霊も含まれているそうです。

ここは、

「わけへだてなし」

「大東亜戦争は侵略戦争ではなかった」

という二つを主張する場所だということです。

 

最後に、休憩所でお茶とお饅頭をいただきながら、さらにさらにお話を伺いました。

住職様はもちろん、建立趣旨に賛同された多くの方々のご尽力で、立派に維持・管理もされていることがよくわかりました。

 

一時間余り、まるで御講話を聴いているようでした。

まさか、このように接待をしていただけるとは思ってもいませんでした。

リーフレット http://www.koakannon.org/box2/k03.pdf

 

(予備知識) 

国道135号線に興亜観音前バス停があります。

バス停からすぐに興亜観音へ続く細い道がありますが、

急な坂です。車一台通るのがやっとです。

観音様の手前に駐車場があります。

区切りはなく、5台ほど止められますがここも斜面です。

また、Uターンは何度か切り返しが必要です。

車で行かれるときは気を付けてください

 

< 4月22日(土)> 

 

伊豆半島を時計回りに一周。

東伊豆で温泉につかり、

下田でペリーの像を見て、

西伊豆でビューポイントから富士山目  のはずでしたが・・・。

 

えっ、富士山がない!

薄い雲にすっぽり隠れて、何も見えない!(≧∇≦)

 とほほほ・・・

 

伊豆半島は、ゴールデンウィーク前の静けさでした。