”性別変更”による大迷惑 | 日本國人

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令和元年・紀元2679年10月1日開始。

 関西ニュース”職場で性別変更を同意なく明かされるアウティング 勤務先病院と和解 大阪地裁”より。

 

 ”性同一性障害で性別を変えたことを職場で同意なく明かされたとして、看護助手の女性が勤務先の病院を訴えていた裁判で、和解が成立したことがわかりました。
 大阪市に住む看護助手の女性(51)は、性別適合手術を受けて戸籍と氏名を女性に変更しました。
 その後、大阪府吹田市の病院で勤務し始めた際、同僚の前で上司から、男性であったことを明かされたうえ、同僚らから「気持ち悪い」と言われたり、体を見せるよう求められるなどして、飛び降り自殺を図り足を複雑骨折しました。
 女性は、性別変更を同意なく明かすなどした上司らの言動は差別的なハラスメントで尊厳を傷つけられたなどとして、病院を運営する医療法人に慰謝料などを求めて、2019年に大阪地裁に訴えていました。
 女性の代理人弁護士によりますと、和解は17日付けで法人側が上司らの発言を謝罪し、解決金を支払うということです。”

 

 ”勤務先病院”には、とんだとばっちりだ。”病院で勤務し始めた際、同僚の前で上司から、男性であったことを明かされた”とあるが、この上司は、他の同僚、特に女子同僚のことを慮ってのことだったのではないか。正眞正銘のマトモな女子からみたら、新同僚が、元男の新(?)女ということであれば、警戒するのは當たり前だろうし、”「気持ち悪い」”というのも了解可能なら、”体を見せるよう求め”たくなることもあろう。女子職員として働くことになれば、女子便所等の女子專用施設を使うのであろうし。

 ”女性は、性別変更を同意なく明かすなどした上司らの言動は差別的なハラスメント”などとぬかすが、上司としては、他の女子職員のことを思えば、同意は無くともはじめから明かすのが當然と判斷したのかもしれぬし、明かさずに後でバレたらかえって大變なことになるのではないかという思いもあったのかもしれぬ。そういう上司の勞苦も思いやることなく、”尊厳を傷つけられた”とは。尊嚴とは、かくも輕い言葉であったのか?。

 結局、”和解”したとのことだが、裁判所にしても、慰謝料を払わせるような落ち度は病院側に無い、と判斷して和解を勧めたのであろう。同じ払う金でも、”慰謝料”と”解決金”では、全く意味あいが違うものだ。慰謝料は、敗訴の結果否應なく拂わせられるカネであり、解決金は、金銭的に余裕のある側が慈善的に拂ってやる、という意味合いも強いことも少なくない。

 いずれにせよ、親切にも元男の新(?)女のようなのを雇ってしまったために、この病院は、大變な災難を被った。こんなことを無くすためにも、”性同一性障害で性別を変え”ることなど、原則、認めるべきではないのだ。

 

紀元二六八二年 令和四年 六月二日