北朝鮮の飛翔体問題を解決するには | 日本國人

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令和元年・紀元2679年10月1日開始。

 北朝鮮が、また”飛翔体”を打ち上げたようである。それに騒いでいる人が散見されるのも、またいつもどおりの風景だ。今回打ち上げられたのは、潜水艦発射誘導弾(SLBM)らしいが、放っておけば、北朝鮮の飛翔体≒弾道弾がどんどん進歩していくのも、これまた勤勉かつ真面目な上に必死な彼の国なれば、当然のことである。

 北朝鮮が”飛翔体”を打ち上げることは、日本や他の外国が人工衛星や弾道弾を打ち上げるのと同様のことであり、別段非難されるべきことでもあるまい。国連決議違反ということだが、そもそも北朝鮮からしてみれば、そのような国連決議などは認められぬ、ということにもなろう。日本の現政府は、これまたいつもどおり、非難声明など出しているが。

 北朝鮮が弾道弾を持ち、それが我が國の脅威となるのであれば、我が國は、それを上回る戦力を持たねば、いくら非難声明を出したところで無駄なことだ。困った時のアメリカ頼み、も通用しない。アメリカ大統領トランプと、北朝鮮の最高指導者金正恩人は、最近仲良しである。朝鮮に実効性のある文句を言いたくば、我が國も誤魔化さずに、北朝鮮以上の真面目さをもってして、堂々と核武装あるいはそれ以上の武装を行うしかないのだ。さもなくば、弾道弾問題ばかりでなく、拉致問題の解決もおぼつかぬ。

 問題は、このわかりきった真実を、政府や政治屋が堂々と言えぬことだ。日本国憲法だの戦後体制だのが邪魔をしてくるのである。

 北朝鮮問題を解決するには、我が國がきちんと核武装をはじめとした再武装をしつつ、戦後体制をひっくり返すことが必要である。そのために、國民が正しい知識と覺悟をもち、その和を広げていかねばならないのだ。

 

令和元年・紀元二六七九年 一〇月四日