出雲族の伝承 1 | 大山蓮華

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古文献や民話や伝承などや遺跡の発掘資料などを参考にして
謎解きをしています

 

 

 

出雲族の渡来

 

 

出雲族の末裔である斎木氏の書によると

 

 

出雲族は3000年以上前に 日本の本州に移動してきた

「鼻の長い動物のすむ国から来た」と伝承されている

インドのことらしい

 

 

3500年以上前に西北方から 

インドに戦闘的な民族が移動してきて土地を奪い牧畜を行った

侵略者はアーリア人で先住民はドラビダ族といわれている

ドラビダ族は龍蛇信仰だったといわれています

 

 

ドラビダ族で クナ地方を支配していたクナト王は移住を考えた

 

「出雲族は 砂の平原を通り 広い湖の近くから 長い川を下ってきた」

ゴビ砂漠を通り バイカル湖の近くからアムール川を下ったということらしい

 

 

 

 

 

 

 

凡そ13000年くらい前にバイカル湖人といわれる人々が

樺太のほうから渡ってきたとされています

 

石器時代の日本列島の人々はモンゴロイド系という説が有力となっています

石器時代の人口はおよそ3000人くらい

渡来したバイカル湖人と呼ばれる人々は推定7000人くらいとされています

 

バイカル湖付近から 或いはバイカル湖経由で渡来した人々が 

縄文人といわれているようです

5200年前の縄文時代の推定人口は11万人

 

 

出雲族も 同じルートで渡来ということでしょうか

 

 

 

出雲族は川を下って北海道に渡ってきた

このときには「サルタ族」ともいわれていたという

 

 

九州の宇佐八幡宮の社家であった宇佐公康氏は

「サルタ族がシベリア方面から日本列島に移動漂着した」と記している

宇佐八幡の近辺に住んでいた宇佐族は サルタ族よりも先住していたらしい

 

 

 

 

出雲王族の直系である富氏の伝承によると

出雲族は およそ4500年位前に

気候の寒冷化により 日本海側を南下して出雲に来たという

 

 

青森の三内丸山遺跡は

日本最大級の縄文集落跡で

およそ5900年位前に成立して 1500年後には放棄されたとしている

 

富氏の伝承と一致すると思いませんか

 

 

 

陸奥湾の堆積物を調べた結果

約5900年前に陸地の気温が上昇し

1500年後には急激に寒冷化したと報告されている

中国の長江付近やメソポタミヤなどにおいても

ほぼ同時期に盛衰が報告されている

 

 

 

シュメール文明は

5800年位前からで 4000年位前にシュメール人国家は滅んでいる