### 第2章: **あんなに追い求めていた母への恨み**


インナーチャイルドとの出会いを通じて、私は自分の内面に封印されていた感情に次第に気づき始めました。
母を深く愛し、あんなに追い求めていたはずの私の心の中に、思いもよらぬ

「恨み」

が存在していたのです。

母は私にとって絶対的な存在でした。
彼女の笑顔、声、温もりを感じることが、幼い私にとってすべてでした。
しかし、その愛が十分に返ってくることはありませんでした。
母は私を愛していたのでしょうが、彼女自身もまた、愛し方を知らなかったのかもしれません。

彼女が私に見せた愛情はいつも不安定で、一瞬の喜びをもたらしても、すぐに冷たさや無関心に変わるものでした。
私は常に母の愛を求め続けましたが、得られることはほとんどありませんでした。
どんなに頑張っても、どんなに自分を犠牲にしても、母からの愛は手に届きそうで届かない、まるで蜃気楼のようなものでした。

この不安定な愛情の中で育った私は、幼少期の依存的な思考に深く囚われていました。
母が私にとってすべてであり、彼女の愛がなければ私は価値がないという信念が、私の中で強固に形成されていたのです。
この信念が私の思考の根底にあり、私の行動や感情を支配していました。
母が私に十分な愛を注いでくれないことに対する失望や怒りは、次第に恨みへと変わっていったのです。
しかし、その恨みを認識することは、当時の私にとってあまりにも苦痛で、認めることはできませんでした。
私の中に生まれたその恨みは、無意識のうちに深く埋め込まれ、私の感情や行動に影響を及ぼしていたのです。

ある日、カウンセリングセッションで母の話をしたとき、ふとした瞬間にその感情が表に出てきました。

私があれほど追い求めていた母への「恨み」。

その感情は、私自身にとっても驚きでした。母への愛と同時に、強い怒りや憎しみが心の中に渦巻いていたことに気づきました。

「どうして私をもっと愛してくれなかったの?」  
「どうして私を見てくれなかったの?」  
「どうして私を理解してくれなかったの?」

この問いかけが、私の心の奥深くから湧き上がってきました。そして、その問いかけが私を苦しめ続けていたのです。

母への恨みを認識することは、私にとって大きな一歩でした。
それは、私の人生の多くの選択や行動が、この感情に影響されていたことに気づかされる瞬間でもありました。母を追い求めることで、私は他者との関係においても、常に同じようなパターンを繰り返していたのです。

私は、母の愛を得るために、自分を犠牲にし、他者の期待に応えようと必死でした。
しかし、その努力は報われず、むしろ私の心にさらに深い傷を残す結果となりました。
母への愛と同時に、私を苦しめ続けたその恨みを抱えながら、私は大人になり、そして親になったのです。

この気づきは、私にとって非常に痛みを伴うものでした。
しかし、同時に、私が自分自身を理解し、癒すための大切な第一歩でもありました。
母への恨みを認めることで、私は初めて自分の感情に正直になり、自分を解放することができたのです。

そして、依存的な思考がもたらしたこの感情のパターンに気づいたことで、私は少しずつ、過去の束縛から解放され始めました。
それは、私の心がようやく自由になるためのプロセスの始まりでもありました。

第2章はここで終わりますが、この先も私の内面の旅は続きます。母への恨みを抱えながらも、それを超えて進んでいくことで、私は本当の意味での癒しと自己成長を遂げていくことになるのです。

--- 続く



***サポート感想***

*三重県にお住いの
Aさん60代

2000年に人生の中で大きな出来事があり、どん底になったときに斎藤一人さん、小林正観さんやバシャールさんや
本田健さん、ザシークレットとありとあらゆる本を読み文献は頭に入っていたけれど、月末になるとザワザワする苦しくなる状態でした。塾に出会って『脳内チンピラ』の存在を知り、べきネバ思考で自己犠牲で『私』をほったらかして人助けをと考えていました。
それもまた他者コントロールである事にも気づき、まず自分を満たす事が重要である事を知り実践していく中、これまでに何も言う事を聞いてくれなかった主人も私が仕事で遅くなったりすると洗濯物を取り込んでくれるようになりました。
すべて自分の中にあると気づき、たまにズレることはあってもまた戻るということができて戻るのが早くなってきています。


*大阪にお住いの
Iさん30代
なんだか超軽くなってヤバー羽生えて飛んだ!マジで思い重りが取れた!
自分のご機嫌を取り続けて40年流石に違う~!!!今がチャンスやで!マジでもうこんなもうこんなチャンスないから一回
受けてみて~!


*福島にお住いの
mさん50代
昨年から楽しくて、今年は雪が断然少なくて寝すぎるほど寝て、ずっと休まず続けていた洗濯を今はやってもらっています。
自分の思い込みも大分解消して、思い通りになっているのだなぁとしみじみ感じています。


*大阪にお住いの
Tさん50代
生きていることに対して喜びが持てず、絶望していました。輪廻転生を思うと過呼吸になるくらい苦しく
毎月何万円ものお金を使ってスピリチュアル本を誰にも内緒で読み漁っていました。
人の罪を許して人を憎まずとか、人にやさしくするとか自己犠牲のもと自分をなくし欲望を持たないとか
いい人でないといけないとか教えは自分ではなく自分の周りに対するものでした。
自分を大切にするということを聞いて衝撃でした。
自己価値も低く自己肯定感もありませんでした。
自分の事が好きじゃない、自分の事を好きだというとたたかれそうで
自分を喜ばしてはいけないというような呪縛があるのにきづきました。
『自分を卑下するのは神への冒涜』と聞き衝撃をうけ
自分を大切にしていいのかもしれないとおもいました。


*愛知県にお住いの
Yさん40代
大失恋をし、なんでこんなことばっかり起きるんだろうという思いがあり、その苦しみをどうにかしたくて
心屋甚之助さんや色んな人の本やブログを読んでいたけれど入会後は自分自身の変化が早くサポートをうけて良かったと思っています。
自分の中を見ていくと『あ~そこだったのか』だからそういう自分の中での悲しい出来事が何回も何回も繰り返されていたんだということが腑に落ちて、振り返って納得できて、そもそも勘違いしていたことがわかりそれらがひっくりかえって行き
自分の望みにフォーカスすることができています。


*大阪にお住いの
mさん30代
私の開運目印の大好きなももさん、まじキレイ エネルギーヤバい マジおもろい痛快!憧れの女性
是非その波動に触れてみてほしい。



*三重県にお住いの
kさん60代
ガチガチに固まっていた観念を時には岩を砕くような時には薄皮をはがすように気づきをもらいます。
今もまだ模索している途中ですが自分に常に聞いて行動すること外側に巻き込まれないように意識することで
どんどん自分が楽になってきてます。



*伊勢志摩にお住いの
Hさん60代
そのままの自分でいいということに気づきました。良く見せないとと思っている自分何かガードを張っている自分
があるのに気づきました。以前は軽いパニック症状があり起こってもいないことを心配し緊張しオドオドしていました。
話していても声が上ずったりそれが塾にはってから無くなりました。
これまでは誰かに何かを言われても否定されているようにおもったり自分のせいで回りを傷つけるというように
いい風に物事を考えることができませんでした。
そしてそのことで自分が悲劇のヒロインになってみたり時には沸き上がる怒りを抑えることができませんでした。
自分自身が周りに認めてもらうために完璧主義になっていたことに気づきました。
今は無理せずに自分で自分の機嫌をとって自分と仲良くしています。


*伊勢にお住いの

Kさん40代
人生の約半分を過ぎ、子育ても落ち着いたころ、突然虚無感に襲われ、重苦しい日々を送っていました。その時、KNJを知り自分の心との向き合い方を少しづつ学び、自分のなかにある要らない観念に気づかせていただきました。今では、自分の今の気持ちを大切に過ごすことにより、周りとの関係も良好になり、生きやすくなっています。


伊勢にお住いの
Mさん40代
カウンセリングって人生で初めてでした。最初、どんな風に話したらいいのかもわからなかったんですけど、そのまま、包み隠さず
お話しすることができて、本当に良かったです。今まで自分を大事に思っていたつもりでしたが、ももさんのカウンセリングを受けてみて、自分を大事にしてきていないと感じました。子宮筋腫になったのが33歳の時だったんですけど、今16年たって筋腫になったにも、原因があったんだなぁとよくわかりました。原因がわかったので本当に良かったです。ありがとうございました。
KNJに出会ってから少しづつですが、今まで誘われたら断ることができなかったのですが、今は嫌われても大丈夫と、気が乗らないお誘いを断れるようになってきました。


伊勢市にお住いの
Kさん50代
ありがとうございました。もうよくわかりませんが、涙が溢れ出してしまいました。自分ではやってはいけないと気づいていたことも、どこかで否定していて、認めないようにしていたんやと思います。momoさんのセッションでを受けて、自分の過去の自分が出てきて、自分がしてほしかったことを思い出しました。また嫌だった事も。それに対して自分に問いかけることをすることで、今やるべきことが明確になり、自分を好きになれるような気がしました。ずっとこの話を誰かに聞いてほしかったけど、言えずに苦しかったのですが、聞いていただきありがとうございました。スッキリして、自分の気持ちに寄り添えそうな気がします。



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