俳句とお星様と山歩き

俳句とお星様と山歩き

俳句は、日々の散歩の頂きものです。お星様の話は、今は中断中です。山歩きは、主に奥多摩周辺が主です。2006年1月6日に開設したヤフーブログから移転してきました。よろしくお願い申し上げます。

 

嘔吐嘔吐喉の果まで寒夕焼

 

久しぶりの更新です。近況ですが、1月21日に退院、二週間は痛みとの戦いで、いま、後半戦です。この後も、様々な副作用を友としながら、2カ月程、様子見です。筋肉・体重ともに減少しました。

 

カメラにて覗く病巣や寒夕焼

病院の廊下の尽きて冬銀河

冴ゆる夜の血痰の浮く白磁かな

起床して早も疲れて隙間風

かまいたち水に溶かして飲む薬

雑炊や効くまで待てる痛め止め

液体となるまで噛めるおじやかな

湯豆腐を味を着けずにつるりんこ

着ぶくれて口中がみな炎症

東京の冬青空や療養す

冬空の白雲夢のごとくとも

冬の夜の喉流れゆくコーンスープ

水洟や紅茶に浸しふやかすパン

出汁のなき麺にも味や虎落笛

苦痛にもある百態や鰤起し

寒卵溶くがごとくに薬溶く

ソファーにて微睡ばかり木の葉髪

病窓の冬の白雲こそ絵画

苦痛にも大中小や春隣

幾度も夜の目覚めや月冴ゆる

己にも見えざる明日春隣

吐くもののなけれど吐き気寒北斗

寒の水カラカラの喉うるほせる

寒卵大地の糧を賜りぬ

放射線受けたる喉やポインセチア

水洟や食事にもある小休止

臥す吾に妻こそ天使春隣

詩心をもたぬ痛みや枯蟷螂

初閻魔果てなきものに副作用

昨日より今日の痛みや春近し