昨日の湘南戦。
名古屋戦での教訓を活かせず敗戦に限りなく近いドローとなりました。
ハッキリ言うと、物足りませんね。
前半30分間の完全なるサンフレペースでの試合展開からすると3-0くらいで勝たないといけない試合。
試合全体を通してもあれだけのシュートを打ちながらも決定的なシュートは皆無。
とにかく枠の中にシュートが飛ばなければ得点につながりはしませんよね。。。
ん~。。。シュートで終わる意識は良いのだけど。。。
それに対して数少ないチャンスでの湘南のフィニッシュの意識は素晴らしかった。
確かにここまでのサンフレの戦いを見ていると数多くのチャンス(らしきもの)は沢山作れていると思う。
ただし決定的なチャンスがその中でどれだけあったのかというと疑問も残ります。
確かにドウグラスがいなくなった中でサイドとフィニッシャーの連携の問題もあると思し、
サンフレ対策で相手がサイドよりも中央を固めてしまっているのもその要因かと思う。
中が固められたらサイドから崩すのはサッカーのセオリーだとは思うけど、
今のサンフレは安易に最初からサイドからしか攻撃を組み立てず、やらされてる感があります。
見ている側からしてもサンフレがどこから攻撃してくるのかがわかりやすすぎる気がしてなりません。
中央付近へのくさびのボールに関しても寿人へのボールがほぼないため、
2シャドーのどちらかへの配球からポジションの同サイドへの展開しかない状態。
最近の傾向として、寿人のボールタッチの回数が少なすぎる。
確かに相手のセンターバックにケアされているのは理解できるし、マークがきついのもわかる。
でも寿人にくさびのボールが入ればその後の展開は相手にとっても予想しづらいはず。
試合の中でどうせリスクを冒すなら、自陣でのボール回しではなく、
相手陣内での寿人への縦パスでのリスクの方が攻撃的で守備の負担も少ないともうのだけど。。。
もっともっと相手が嫌がる攻撃を仕掛けなくてはどれだけボールポゼッションできても脅威にならない。
そんな試合の中であえてコメントしたい選手が。
2試合連続でカズの代わりにボランチに入る宮原。
先日の試合でもそうでしたが、確かに彼の成長は感じることができるし、プレー自体も良いともう。
2試合を通して特に守備面では素晴らしいパフォーマンスだと思います。
でも、昨日の試合で前半の中で放った2本のミドルシュート。
2本とも同じような場所から同じような状況で放ったにも関わらず同じようにゴールの枠から大きく外れる
彼の様なポジションではあのようなシュートを放てるチャンスはほとんどない。
なのに短時間の間に2度もチャンスがあり、トライしたにも関わらず1本も枠の中にシュートが飛ばない。
このあたりが宮原のこれからの課題でしょうね。
チームとしてもサンフレの選手にミドルシュートの時に意識してほしいのは威力よりは枠内への意識。
枠内に打てばキーパーがキャッチさえできなければゴール前に大きなチャンスが生まれるはず。
そしてそこには日本一ゴール前の仕事をこなす職人寿人がいるわけですから。
相手に中央部をがっちり固められている中、連携の課題で中央の崩しが難しければ
それをねじ開けられるのはミドルシュートだと思う。
そして直接ゴールにならなくても枠内へのシュートの数が多くなればミドルへの警戒も強くなる。
ミドルへの警戒が強くなれば中での崩しもやりやすくなるはずだし、サイド攻撃ももっと有効になるはず
とにかく今のサンフレに必要なのは勝利での勝ち点3のみ。
今は結果が出てないけれど、危機感はあれど悲観をする必要はないと思う。
数多くのチャンスは作れているのだから後はフィニッシュの精度ともう一工夫。
一つ結果が出れば爆発する可能性もあるはず。
次の試合に勝利すること。それしかありません。
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