船名には女性の名をつける。

クイーン・エリザベス号もそうだし、

今度のダイヤモンド・プリンセス号も、

姉妹船のサファイア・プリンセス号も、女性名である。

 

ダイヤモンド・プリンセス号。松山港。

 

これは姉妹船のサファイア・プリンセス号。まったく同じ形。

 

ダイヤモンド・プリンセス号も、

サファイア・プリンセス号も、長崎の三菱造船所で作られた。

 

覚えておられるだろうか、

ダイヤモンド・プリンス号は、

その内装中に

大きい火災事故を起こした。

 

ダイヤモンド・プリンセス号の客室。窓がない客室なら5日間で食事付き10万円ほど。

 

そこで急きょ、

隣りのドックで作られていた

姉妹船の

サファイア・プリンセス号の内装を先にして、

それを、ダイヤモンド・プリンセス号として発注会社に引き渡した。

 

船体が入れ替わった訳だ。

しかし、その悪い因縁が名前について回った。

 

ちゃんとお祓(はら)いをしたのだろうか。

 

人が退船したダイヤモンド・プリンセス号だが、

消毒が済んだら

迷信に思えるかもしれないけれど、

もう一度、日本式のお祓いを勧めたい。

 

 

話し変わるけれど‥

10万トンを超す船でも、台風になると揺れる。

船酔いに苦しむことになるが、

いい薬がある。

それはウイスキー。

生のままキャップに一杯だけ。

 

運転する人は飲んではいけないが、

ウイスキーは車酔いにも効く。

だから、

修学旅行などには

先生が、薬として持って行くと

バスに弱い生徒さんを救うことができる。

 

長さ49mの咸臨丸。排水量で言えばダイヤモンド・プリンセス号の200分の1くらい。

 

かつて咸臨丸が太平洋を横断したとき、

ずっと嵐だった。

勝海舟などは船に酔って部屋にこもっていたが、

酒好きの福沢諭吉は

乗っていたアメリカの士官と大酒を飲んで、

まったく平気だった。

 

昨年あたりから安い焼酎を飲んでいるが、

江戸時代に

傷に使われたように、

アルコール消毒用としても効く。

 

<今の運勢>

「蹇(けん)」。まだ寒さに足が凍える運勢なので、むやみに家から出ないほうが良い。

 

易占セットをしばらくのあいだ作る気にならなかった。今製作中。