まっ白い子猫。

足もとがふらついていた。

 

おしっこは、いっぺんで覚えた。

 

 

この猫が、

猫はこんなに利口なのかを教えてくれた。

 

ピンをくわえて来て、投げてくれとせがむ。

投げてやると

駆けて行って、くわえて戻ってくる。

 

 

隣りのおばさんの家に遊びに行き、

スルメなどを食べたあと、

「これはおみやげよ」、と紙に包んでもらうと、

くわえて持って帰る。

 

大小10匹ほどネズミを、

枕元に並べて、(ぜんぶ殺していた)、

朝起きた母をビックリさせる。

 

 

だいぶとれたので、

たぶん自慢だったに違いない。

いまでも、

何であんなに多くのネズミを

集めることができたのか、疑問である。

 

<今日の運勢>

「泰」。なんでもうまく行く。