休日なので

郊外をバイクで走ってみた。

 

美しかった集落がこのとおり↓。

土埃の舞う道路の上に電線の影がうつっている。

 

今、大洲では

この埃が目に入らないようにとの

注意が回ってきている。

 

左側に↓、

畑になっている河岸段丘がある。

ここを越して水がやって来た。

ガードレールにも柵にも、ゴミがからみついている。

 

同じ場所↓。

右側に並ぶ民家の多くは

低い石垣の上に建っていて、

今までは水に浸かることはなかった。

 

反対を向いて撮った↓。

人がいないのは、暑すぎるからだろうか。

 

娘さんが犬を連れて散歩に出ておられたのに出会ったが、声を掛けなかった。

目があったのに、尋ねないのは逆に失礼だったと、今思う。

 

正面のこんもりした木々の中にも住宅がある。

右手の坂の上の住宅のところにはゴミが見えないから

助かったのかも知れない。

 

入流量だけ流出させるという

古典的な方針を

盲目的に

守るために

国土交通省の係官が

野村ダムを開けたので、

平和な村が犠牲になり、

さらに

下流の鹿野川ダムも開けることになってしまった。

 

その結果がこれ。

残念である。

 

水がダムの上を越すと

操作ミスとしてとがめられると思ったのだろう。

 

越えても短時間なのに・・

洪水を起こさないために作ったダムで

洪水を起こす操作をするとは。

 

それにしても、

なぜ全開したのだ。

せめて半開にすればよかったのに。

 

なぜ、下流の住民に起こる悲劇を

想定しなかったのだろう。

 

返す返すも、残念である。

 

<今の運勢>

「比」。人と協力すること吉。幸運の卦である。