昔は大蔵省という名前だった。

 

なぜ財務省という名前に変えたか、

英語かぶれで

アメリカに対してもみ手ばかりしていると言われた

宮澤喜一が

大蔵省から金融庁を分けるとき

アメリカ流の名前にしようと思ったようだ。

 

しかしなぜ金融庁など必要だったのか

疑問である。

 

池田隼人の大蔵省が中心になって

日本経済が発展し、

その勢いを恐れたアメリカが

大蔵省の権力を分散させ、

なおかつ、名前まで変えろと、

宮沢に言ったのではないだろうか。

 

宮沢は池田の子分だったが

池田のような骨はなかった。

名前などどうでもいいと考えた。

彼は、

財務省の看板を

パソコンの字を使って書いた。

そんな男である↑。

 

大蔵官僚は、名前が変わるとき、

律令制の昔から続く

大蔵という名前を惜しんだ。

 

財務官僚になってからは

日本を背負うという自負を持てなくなり、

今のざまである。

 

「名は体を表す」、という言葉がある。

大蔵省に戻したいものだ。

 

なお先年、麻生が看板を書き換えた。

このほうが立派な字である。

 

<今の運勢>

「咸」。感じた通り、思った通りせよ。まちがいなくうまく行く。

 

 

 

日本が

当事者に聞くのが一番だが