土曜日のテレビ番組

「夏目漱石の妻」の中で、

松根東洋城という名前が出て来た。

左正面の自動車が止まっているところが東洋城が小学生のころ住んでいたところ。右に振り向けばこのように城が見える。

 

彼は小学生時代は、この大洲で育ち、

青年時代に、

神戸で、

柳原白蓮といっしょの屋敷に住んで、

恋人になる。

 

「花子とアン」には出てなかったが、

白蓮が身売り同然に炭鉱王の妻になったのは、

東洋城との仲を、

認められなかったからだ、と思う。

 

東洋城は漱石や虚子との句会で、

「黛(まゆずみ)を濃くせよ草は芳しき」、と詠んだ。

 

東洋城は恋人の白蓮に向かって、

「眉が薄いと幸せになれないからもっと濃くしなさい」、

と言ったのだ。

 

結局、2人は、彼の母親の反対で、結婚できなかった。

彼は、晩年は松山の郊外に住み、

一生を独身で過ごした。

 

城の下の肱川には鮎(あゆ)をとるための仕掛けがある。

肱川橋は数年かけてかけ変える。向こうに仮橋ができかけている。この左の橋脚は中がレンガ積みだそうだ。少しでも穴があけば大変なのだそうだ。

 

<近日中の運勢>

仲間といっしょで調子良くことが運ぶ。目的を果たしたらさっさと引き上げること。ぐずぐずして残っていたらあまり面白くない。