モロッコ人イブンの紀行文を読んでいる。

1326年の秋、大キャラバン隊が、
ラクダの列を連ねて、
南方のメッカに向けて出発したところである。

隊長は水牛の皮で作った大きな水袋をいくつも運ばせる。
いっしょについていく一般人はそれを分けてもらう。

現在のアフダルという難所の手前で4日間休憩して、
急いで通過する。
ここで毒風(熱風の嵐)に遭うと・・
水は1000ディナールまで値上がりしたあげく
全員死んだと岩に刻まれている(た)・・

注や地図や、
現在の映像(ネットで)を見ながら読み進むのだから、
時間がかかる。
旅を終えるのはいつになることやら。
------------------------
<今日の運勢>
目立たず静かにしていなさい。

外にいて町を歩くときは目立ってはいけない。
早く帰りなさい。
急いで安全な場所に逃げないと危険である。
易経本卦/立伸堂
¥3,780
Amazon.co.jp