文字数:894文字(原稿用紙約2枚強)
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昨年11月23日以来の更新となりますが、途中になっていた三木谷浩史さんの“成功の法則92ヶ条”について、気になった箇所を再びとりあげていきたいと思います。
今回は11回目になります。
P. 93 自分に足りないものを把握し、学習するか補うかを考える。
→これは25個目の法則として書かれている事ですが、三木谷さんはこの法則について以下のように書いています。
・弱点や欠点はいくらあってもいいが、致命的なのはそれを知らない事。
・ビジネスにおいて弱点や欠点は見えにくい。
・一つだけ確かなのは、人間は万能ではないという事。
・足りないものを理解したら、学習するか、補うかを考える。
・基本的に自分でできればいいが、それに固執してはならず、結果さえ出せればいい。
この法則は前職であるタクシー会社に勤めていた時に、自分が苦手な忙しい時の配車対応についてどうしようかと考えていた時に読み直して心に残りました。
特に配車依頼の電話が重なってペースを崩した時の対応などは、過去の経験を振り返りながら改善しようと努め続けていたものの改善ができませんでしたし、自分の力で何とかしたいという思いが強かった事もあって、できないのは自分の努力が足りないからだと思っていましたが、この法則を読んでからは自分で何とかする事にこだわる必要はなく、そういう場での対応が得意な人にお願いするという手もある事に気づき、するしないは別として対応策を考える視野が広がった感じはしました。
実際は忙しい状況下で人に配車を頼む事は申し訳なかったのと、そのようにする事は仕事からの逃げにも思えてできませんでしたが、この法則は自分が苦手な事や弱点をどう理解して、どう対応するかの大切さに気づかせてくれ、自分で何とかしようとする気持ちが強い私はともすると忘れやすい事でもあるので、本書を読み返すたびに目は留めた箇所でした。
“成功の法則92ヶ条”から気になった箇所の続きは次回書きたいと思います。
つづく
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。