文字数:1314文字(原稿用紙約3枚強)

 

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先日は、さ行の言葉から私が初めて知った言葉や間違って意味を覚えていた言葉、初めて知った言葉の由来、知っていた言葉の意味以外の別の意味などを自分辞書として作成してきた中で印象深い言葉を書きましたが、今日はた行からは行の言葉で印象に残った言葉について書きたいと思います。

 

20.手前味噌

 

意味:自分で自分を誉める事、自慢。かつて味噌は自家製だったため、自分が作った味噌を自慢し合った事から出来た言葉。

 

意味は何となく知っていて、控えめに自分の良い所や長所を伝える時に使ってきた言葉でしたが、ふと思ったのは何故手前味噌という言葉なのかという事で、意味を調べた事で何故手前味噌なのかという事が分かりました。

 

手前味噌のように意味と言葉が結びつきにくい言葉を、意味の由来を知らないまま使っている事もありますが、そのような言葉も意味の由来を知るよう努めたいという思いもあって、この言葉は自分辞書に加えました。

 

21. 疾うに(とうに)

 

とうの昔にとか、ずっと前にという意味で使い続けてきた言葉ですが、正しい意味か調べ直した時に初めて漢字でどのように書く字なのかを知り、勉強になったと思って自分辞書に加えた言葉です。

 

 

22.なおざり

 

思っていた意味:曖昧にしておく。

実際の意味:①いいかげんにしておくさま、本気でないさま、おろそか②ほどほどであっさりしているさま。

 

大意は合っていると思いますし使い方も間違ってはいないと思うのですが、調べ直して知ったのは②のほどほどであっさりしているさまという意味で、このような意味もある事を初めて知りました。

 

23.非がある

 

意味:誤りや咎められる部分がある、道理に背いている、喧嘩や争い事でどちらが悪いかという意味で用いられる。

 

理解していた意味は間違いないのですが、この言葉を使おうとした時に浮かんだのは否があるという字で、うっかりすると間違った字を使っていたかもしれず、間違えないように注意したいと思い、この字も自分辞書に加えました。

 

24.踏まえる

 

意味:①しっかりと足で踏みつける②判断の拠り所とする、根拠とする③あれこれ思案する、配慮する④支配下に入れる、掌握する。

 

踏まえるという言葉は、②や③の意味で使ってきた事が多いと思いますが、調べたらば④の支配下に入れる、掌握するという意味もある事を知り、勉強になったと思ってこの言葉も自分辞書に加えました。

 

25.偏旁冠脚(へんぼうかんきゃく)

 

意味:漢字の構成上の各部分を位置関係から名づけた名称。

 

この言葉は漢字の構成について調べていた時に初めて知った言葉ですが、漢字の構成をうまく四文字熟語でまとめている言葉だと思います。

 

この言葉に限らず熟語の魅力というのは、少ない文字の中に意味を凝縮させている所にあり、それは漢字や日本語の魅力や美しさと言ってもいいのではないかと思いますが、こういう知らなかった熟語を知ると、熟語が好きな私はどこか嬉しくなります。

 

ま行以降の言葉で印象に残っている言葉については、また書きたいと思います。

 

つづく

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。