文字数:1751文字(原稿用紙約4枚半)

 

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三木谷浩史さんの“成功の法則92ヶ条”について、気になった箇所をとりあげていますが、今回は6回目になります。

 

 

P48.重要なことは、そういう0.1%の努力を毎日続けること。思いついたときにやるのではなく、毎日その努力を積み重ねるための、自分なりの仕組みを作ること、

 

→この件も10個目の法則である“0.1%の改善の積み重ねが、成功を生む。そして、大きなチャンスを的確に摘みとれる。そういう人を運がいい人という”の中に書いてある件ですが、この件は生活の中で実践するようになった、受けた影響が大きい考え方です

 

この件を読んで影響を受けたのは、ゼロではなく毎日続けるという事と続ける仕組みを作るという事ですが、私はこの件を読んでから物事を続ける事が生活の中で習慣化したように思います。

 

この考えは私には物事を続けるコツにも思えましたが、この考えを正しいと思って納得できたのはもちろんの事、自分に合った考えで、私自身が同じ事の反復を好む事もあって実践できるようになったのではないかと思います。

 

私はこの件を読んでから、日課として継続する事が増え、物事を続けるのがそれまでと比べて苦ではなくなったように思います。

 

たとえば筋トレは毎朝起きたらすぐやるようになりましたし、以前行っていた勉強も筋トレの後に最低15分やるようにして、筋トレとセットで生活のスケジュールに組み込みましたが、思いつきでやるよりは生活の一部にしてしまった方が楽で、たまに思いつきでやる方が堪えると思うようになりました。

 

また、私が他にも意識するようにしたのはここでも書いてありますが、0.1%でも毎日継続するという事で、私はゼロにしない事を大切にするようにしました。

 

筋トレにしても、たまにやりたくないと思う時もあるのですが、そういう時は回数を減らして1回でもいいから行ってゼロにはしない事を心がけ、毎日継続する事は守るようにはしました。

 

この件を読んで、物事を継続できるようになった事で、私の生活は改善されたとは思うのですが、その一方では続けている事をやらないと落ち着かなくもなり、気がつけば習慣になった事に縛られるようになったように思います。

 

1日の時間には限りがあるので、習慣化できる事は限られてはいるものの、習慣になった事は中々止められず、さらには習慣にしたい事を増やしたくもなるという、自分のこだわりの強さや几帳面さといった性格と、有限な時間との板挟みになるようにもなり、それが悩みの1つになったように思います。

 

物事を習慣化できて継続できるのはよい事ですが、こだわりが強かったり几帳面だったり真面目な人は、それが度を過ぎると日々の生活の弊害にすらなりかねないという事は言えると思います。

 

それは自らの経験を通して感じた事ですが、それから言えるのは物事を習慣化して継続する時には、習慣化する事に優先順位をつけ、優先順位が低い習慣は止める勇気を持つ大切さが必要だという事です。

 

それは坂道を転がりだして勢いがついた車を、止めるに止められない事にも似ている気がしますが、物事を習慣化する事に限らず、いくら良いと言われている事でもやり過ぎれば弊害がないものはなく、いくら良い習慣でも日々の生活に影響が及ぶようでは、悪い習慣になってしまいます。

 

物事を習慣化するまでは大変ですし、それを習慣として継続できる事も凄い事なのですが、時にその習慣を続けている事が正しいか、方向性は間違っていないかを考えたり見直したりして、必要なくなれば止めるとか、改善して別の方法に切り替える事を躊躇わずに行える、冷静な判断力と決断力は持ち合わせ続けたいものではあります。

 

この件は私に物事を習慣化するコツを教えてくれ、それを実践させてくれた件ではあるものの、その経験は私の性格と習慣化の関係やその弊害も教えてくれ、学ぶ事が多かったように思いますが、それでもこの件を通して物事を習慣化できるコツを自分なりに掴めたのは、人生において小さくはない事だったと思います。

 

“成功の法則92ヶ条”から気になった箇所の続きは次回書きたいと思います。

 

つづく

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。