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三木谷浩史さんの“成功の法則92ヶ条”について、気になった箇所をとりあげていますが、今回は5回目になります。

 

 

P.47 自分の仕事を他人事のように客観的に見る癖をつけよう。他人の仕事のアラを探すのは簡単だ。それは、他人の仕事を客観的に見ているからだ。その客観的な目を、自分に向けるのだ。

 

→これは10個目の法則である“0.1%の改善の積み重ねが、成功を生む。そして、大きなチャンスを的確に摘みとれる。そういう人を運がいい人という”の中に書いてある件です。

 

この件は後に書く予定の“ピンチの時は、自分の中に第三人格を作れ”という法則とも関連していると思いますが、三木谷さんの本から受けた影響の1つには自分を客観視する事の大切さがあります。

 

それは私が万事にテンパりやすいためなのですが、自分を客観視する視点を持つという考え方は、自分がテンパるのを防ぐ事に繋がるのではと思えた事もあって、意識するようになった事です。

 

実際やってみると自分を客観視するのは難しく、この考えを知ったからこそ、当事者が直面している事に対して客観的になる事には限界がある事も知ったのですが、それを知る事ができたのは、この考えを知って意識したからだと思います。

 

この件は自分の仕事を客観視する大切さというよりも、自分を客観視する大切さを意識するきっかけとなりましたが、自分の仕事を客観的に見た事はないと言ってよいと思います。

 

その理由はそんな暇がなかったというのもありますが、本当は自分の仕事を客観的に見るのが怖かったのではないかと思います。

 

自分の仕事を客観的に見た時には、恐らくテンパっていたり、焦ったりせかせかしている所ばかりが目について、恥ずかしくて見ていられないのではないかと思いますが、そんな風に思う私でも、恥ずかしくても自分を客観的に見る必要があるように思ったのは話し方です。

 

前職ではタクシー会社で無線配車の仕事をしていたので、電話や無線で話す機会が多かったのですが、その時によく言われたのは話し方が速い事でした。

 

 

それを指摘されてからは意識してゆっくり話すよう努めたものの、忙しくなると速くなってしまいましたが、自分ではゆっくり話しているつもりでも、それでも速いと言われる事が多々あり、それは自分を客観的に見られていないが故の事だったと思います。

 

実際に自分が話しているのを録音するとか録画するとかすれば、自分が思っている速さと実際の話す速さの違いを意識でき、話す速さをコントロールするのに活かす事ができたのではないかと思いますが、そこまでやれなかったのは自分の恥ずかしい姿を見たくなかったからだと思います。

  

また、それ以外の仕事も、自分がどのように仕事を進めているのか録画すれば、必ず自分のアラは見えたと思いますが、そこまでできなかったのは恥ずかしい姿を見たくないのもさる事ながら、自分可愛さもあったのかもしれません。

 

今回この箇所を読み返して、前職の時に自分の仕事をもっと客観的に見るよう努めれば、仕事の改善の仕方もまた違ったものになったと思いましたが、録画した自分の姿を見たり、録音している自分の声を聞いたりする事には恥ずかしさはあるものの、仕事をよりよくするためには勇気を持ってやるべき事だったとは思います。

 

“成功の法則92ヶ条”から気になった箇所の続きは次回書きたいと思います。

 

つづく

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。