文字数:1865文字(原稿用紙約4枚半)

 

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前回からは三木谷浩史さんの“成功の法則92ヶ条”について、気になった箇所を書いていますが、今回は2回目になります。

 

 

 

P. 26 あらゆる仕事は一種の戦争なのだ。

 

→この考えは3つ目の法則である、“グループとは?それぞれが決まった役割しかない集団。チームとは?自分の守備範囲を超えてカバーし合う集団”の中に書いてあった事ですが、法則自体もグループとチームの違いを分かりやすく言っていると思います。

 

この箇所に線を引いたのは2016年(平成28年)3月31日(木)ですが、当時の私は前職のタクシー会社での仕事に一生懸命だった一方で、私より遅く入社してきた社員と衝突を繰り返していた時期でした。

 

また、同じ仕事をする人達との間でも、仕事への取り組み姿勢や意識に温度差が出始めており、私の存在が煙たく思われ始めようとした時期でもあったように思います。

 

そんな時期に本書を読み返して私の心に響いたのがこの件で、この件の影響かはわかりませんが、職場と書いて戦場と公言するようにもなりましたし、太平洋戦争に関する何かの本で読んで知った“常在戦場”という言葉を意識するようになった事もあって、私にとっての職場は戦場になったと思います。

 

この時期の私は、特に私より遅く入社した人からすれば仕事には厳しく見え、私の考えや仕事への姿勢は共感できるものではなかったと思います。

 

しかし、私は仕事への意識が低い人間に合わせて仲良く仕事をする事には意味がないと思っていましたし、それは小さなミスに甘くなり続けて大きなミスを生む事にも繋がると思っていました。

 

そのため、仕事に一生懸命でない人間には甘い顔を見せる必要がなく、甘い顔を見せて仕事全体はもちろんの事、外で一生懸命働いているドライバーさんに迷惑をかけるくらいなら、憎まれても全然構わないと思っていましたし、5年経った今もその考えは変わりません。

 

あらゆる仕事は一種の戦争という言葉に影響を受けて共感はしたものの、この件が書かれている法則である、“グループとは?それぞれが決まった役割しかない集団。チームとは?自分の守備範囲を超えてカバーし合う集団”を、その違いを意識して組織運営するとか、グループではなくチームの一員として私自身が機能していたかというと、その自信はありません。

 

私は仕事に一生懸命ではあったもののチームプレイは苦手で、自分の行うべき事をきっちりやる事を優先する傾向もあったため、他の人をバックアップしきれていたとは言えないと思いますし、上述したように特に自分より下の人には厳しい姿勢を見せてばかりで、人の力を引き出す事もできませんので、チームの一員としては問題ありだったと思います。

 

仕事は一種の戦争という件には共感できるものの、この法則の実践は私が苦手な事であるため、私には耳が痛い正論の法則ですが、組織がどういう組織かを判断する時には参考にしたい考え方です。

 

 

P28.できるビジネスパーソンになるためには、「マインド」、「スキル」、「ナレッジ」が必要。

 

→これは4つ目の法則として書かれている事ですが、できるビジネスパーソンになるためというよりは、仕事をするうえで必要な事とも解釈できるように思いますし、これはどんな仕事をするにも共通する事で、それを分かりやすく表していると思います。

 

特に大切だと思うのはマインドですが、これは仕事をする土台となるものであり、その大切さは経験を通して学んできた事でもあります。

 

スキルは仕事によって異なるでしょうが、営業マンなら数字をあげる事であり、接客業の方ならお客様へ接する態度はもちろんの事、お客様が多い時にどう対応するかといった事などがそれに該当するかと思います。

 

また、ナレッジは仕事において必要な資格を取得するためのものや、法律や仕事の進め方が変わる事で、新たに覚えなくてはいけない事が該当するかと思いますが、この3つの総合力が仕事の成果に繋がるだと思います。

 

この箇所は仕事において必要な能力を分かりやすく述べている事もあって、私は前職ではこの3つを意識するようになり、仕事が終わってからする勉強もこの3つのどれに該当するかを意識していたように思いますが、仕事において大切な能力はこの3つを押さえておけば間違いはないのではないかと思います。

 

 

“成功の法則92ヶ条”から気になった箇所の続きは次回書きたいと思います。

 

つづく

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。