文字数:1431文字(原稿用紙約3枚半)

 

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私が影響を受けてきた音楽アーティストについて書くシリーズ40回目の今回は、アメリカのソロアーティスト、ヴィンス・ディコーラをとり挙げたいと思います。

 

影響を受けた時期:2000年(平成12年)2月頃

きっかけ:当時住んでいた八王子のレンタルショップでロッキーシリーズのサントラを借りた事

※ウィキペディアにはありませんでした。

 

私は映画をほとんど見ませんが、そんな私でも好きな映画の1つが“ロッキー4”です。

 

 

初めて見たのは1989年(昭和64年)の1月で、当時放送されたのを録画したビデオを家の茶の間で伯父や父、従兄弟の兄などと見て、CMを早送りし過ぎた時に怒られた記憶があります。

 

映画や運動には興味が無い私でしたが、“ロッキー4”でのストイックにトレーニングをするシルヴェスター・スターローンがカッコよく、それを盛り上げるサントラもよかった事で好きになったように思います。

 

その“ロッキー4”の音楽監督を務めたのがヴィンス・ティコーラなのですが、ロッキーがロシアでトレーニングする時に流れている“トレーニング・モンタージュ”は、数々のインストゥルメンタルの中でも一番好きな曲で、それは永遠に不変です。

 

 

これだけ人をストイックな気分にさせ、気持ちを引き締めさせてくれる曲はないですが、筋トレの時や営業時代には新規のクロージングの前など勝負時には、この曲を聴いて気持ちを整え高めたものです。

 

後にプロレスラーの高田延彦さんも入場テーマに使ったと聞きましたが、この曲は闘う人に合う曲だなと思うのと同時に、この曲を選んだ高田さんのセンスを嬉しく思いました。

 

他にもヴィンス・ディコーラの作った曲だと思うのですが、“ハーツ・オン・ファイアー”という曲も大好きで、こちらは“トレーニング・モンタージュ”と対照的に、タイトル通り気持ちに火をつけてくれるかのような曲です。

 

 

ロッキーシリーズのサントラというとサバイバーが有名ですが、私はこの2曲が大好きで、映画のサントラとしてだけでなく、自分の人生の闘いと言えるような場面で自分に力を与え続けてくれた、サントラという枠を超えた曲達です。

 

“ロッキー4”を見たのが幼かった時のため、その印象が強いまま今に至っているのかもしれませんが、そのサントラのカッコよさが今も変わらないのは、それが時代を超越して不変的なものであるからかと思います。

 

ヴィンス・ディコーラは“トレーニング・モンタージュ”でシンセサイザーを用いていますが、バラードでの美しさとは対照的にシンセサイザーを使った曲のカッコよさを私に教えてくれたのは彼です。

 

彼は目立った活動をしていない様で、このサントラ以外に彼の曲を知らないのですが、1本の映画のサントラでこれだけ大きな影響を与えてくれた彼の存在は、私の影響を受けてきた音楽を語る上では欠かせないものです。

 

私は“トレーニング・モンタージュ”や“ハーツ・オン・ファイアー”をいざという時に力になるドーピング・ソングと呼ぶようになりましたが、この2曲はいざという時にそれだけの力を出させてくれる頼れる存在です。

 

ロッキー4のサントラに影響を受けた頃、私はあるインストゥルメンタルのアーティストを知り、そのアーティストを好きになっていく事となりますが、その話は次回書きたいと思います。

 

つづく

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。