文字数:1195文字(原稿用紙約3枚弱)

 

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高橋祥友さんの“自殺未遂 「死にたい」と「生きたい」の心理学”の中から、気になった箇所をとり挙げるのも今回が3回目ですが、今回はどの様な人に自殺の危険が迫るのかについて書きたいと思います。

P88.どのような人に自殺の危険が迫るのか

①    未熟、依存的

②    衝動的

③    完全主義的傾向

④    孤立

⑤    反社会的

 

→これを自分と照らし合わせると、まず⑤の反社会的は違うかなと思います。

 

私はどちらかというと周りからどう思われるか気にするので、反社会的とは言えないと思いますが、ここでいう反社会的というのは、人質をとって立てこもって自殺するとか、社会への怒りで銃を乱射して自殺するとかそういうのを指すかなと思いました。

 

ただ、働かないというのも反社会的だとすれば該当すると言え、生きるのが嫌になって死にたいというのは当てはまるとも言えます。

 

他の4点で言えば、絶対的に外せないのは②の衝動的という点だと思います。

 

他の4つが性格に起因するのに対して、衝動的というのは自殺に必要な要素とも言ってよく、自殺願望→衝動的な感情→自殺という流れになるのではないかと思います。

 

冷静な感情だったら自殺は出来ないはずですが、それを最後に突き動かすのは衝動性で、これは恐怖を超えるために絶対的に必要と言ってもよく、これなくして自殺は出来ないとも思います。

 

他の①未熟、依存的③完全主義的傾向④孤立、抑うつ的傾向については、自殺に繋がりやすい性格と言ってもよいかと思いますが、私はいずれもあてはまります。

 

そのため、昔から事あるごとに勇気はないけれども死にたいと思ってきました。

 

未熟、依存的については、自分がしっかりしていないのはもちろんですが、人の機嫌に敏感だったり、周りからのプレッシャーに弱かったりして参りやすく、周りに合わせているのか流されているのか紙一重のような立ち居振る舞いが、周りのちょっとした態度に傷ついて、自殺が選択肢になりやすいかなと思います。

 

完全主義的傾向については、傍から見ると真面目でしっかりしているようにも見えますが、その分想定外な事に弱く、パニックになりやすいので、それで視野が狭くなって事を解決するには死ぬしかないと自殺という選択肢に結び付きやすい気がします。

 

孤立、抑うつ的についてはこれは慢性化しているので、自殺という危険の土台として日々あり、ちょっとした事が引き金になって、それに衝動性を誘発する怒りや苛立ちも加わると、自殺の危険が高まると思います。

 

以上、どのような人に危険が迫るのかという事について書いてきましたが、これもまた参考になる一方で、掘り下げて考える余地もあると思います。

 

次回もまたこの本の中から気になった点をとり挙げて書きたいと思います。

 

つづく

 

お読みいただきましてありがとうございました。