文字数:1377文字(原稿用紙約3枚半)

 

数多あるブログの中からご訪問いただきまして、誠に有難うございます。

長い文章ではありますが、お読みいただけましたら幸いです。

 

私の自己紹介はこちらですので、ご興味ある方はお読みいただけましたら嬉しく思います。

 

 

中学校に入ると、定期テストや業者による学力測定の実力テスト(今あるかどうかは分かりませんが)が行われるようになり、小学校まではついていなかった順位がつき、自分の学力がはっきりするようになりました。

 

自分は勉強が出来るのかどうかそれまでわかっていませんでしたが、初めての中間テストでの成績はというと、5教科で380点前後、男子30人中11番くらいだった記憶があります。

 

私の学年は女性の方が成績が良かったので、全体の成績はというと60人中、20番台の半ばくらいで、全体成績は中の中といった所だったかと思います。

 

この成績に対して家ではというと、家での反応は良くなく、特に伯父は不満であったようでした。

 

1学期の期末テストも振るわぬまま2学期を過ごしていた1992年9月のある夜、私は祖母と寝ている和室で、その日放送されていた“FNS1億2000万人のクイズ王決定戦”の放送を見ていました。

この予選会には私も前回に引き続き参加していましたが、直前に勉強したかどうかというレベルで、勉強の仕方が分かっておらず、継続して勉強もしていなかったので、もはや記念参加レベルでの参加でしかありませんでした。

 

形どうあれ参加したクイズ番組の本放送を私は楽しみにしていたのですが、それを見ていると、隣の茶の間にいた伯父は・・・・・・・

 

“テレビなんて見ていないで、寝ろ!”

 

ときつめに注意してきました。

 

私はというと、その放送を是が非でも見たかったので、イヤホンで聴いて音が漏れないようにして見続けていたのですが、祖母が和室に入ってきたときに、テレビの画像の光が茶の間に漏れて、テレビを見ていたのがばれて、伯父は更に厳しく注意してきました。

 

これには私も黙ってテレビを消さざるを得ず、諦めて寝たのですが、楽しみにしていたクイズ番組が見られなかった事への不満が収まらず、その気持ちを祖母にぶつけました。

 

祖母は私の気持ちを伯父にも話してくれたようですが、伯父は私が馬鹿ではなく、やればできるのに、成績が悪いから、テレビを見ないように注意し、奮起を促したのだと話していたとの事でした。

 

テレビを見るなと言われた事は面白くありませんでしたが、伯父が私を馬鹿ではなく、やればできると思ってくれていた事は嬉しくもありました。

 

その後、私は祖母に頼んで、進研ゼミを受講するようになった事で、2学期の期末テストでは5教科合計で404点と、辛うじて80点平均をクリアできました。

 

このテストでは帰ってくる答案の点がそれまでとは違ってよかった事もあって、私は伯父の機嫌をとろうとしたのか、今回のテストは調子良いよと言ったのを覚えています。

 

ただ、以後の私はというと、この5教科平均80点をクリアできるかどうかというラインを行ったり来たりし、成績は伸びませんでした。

 

それどころか中学校2年生時には、中学校時代過去最低の中間テストも経験するのですが、

それについては、また後日書きたいと思います。

 

つづく

 

拙くまとまりのない話ではありましたが、貴重なお時間をいただきまして最後までお読みいただきましてありがとうございました。