2年間付き合った彼と別れた。
心の穴を埋めるべく、東京郊外の街を歩いた。
さすが東京だ。すぐにナンパの声がかかった。
でも好みじゃなかったので、無視した。
イケメンで優しい人がお茶誘ってくれたら、今日ならついて行くのになぁと…生まれて初めてナンパを期待した。
”そんな都合の良い話ないわよねぇ”って考えながら歩いていると・・
希望に近い男性からお茶に誘われました。
イケないことはよく分かってました。
でも、フラれた後で良心が希薄になってました。
ナンパするくらい情熱的で野性的な男は好みだし、その勇気に心揺れました。
彼は大学4年で野球部とのこと、私より6歳も若い。
私は昔からスポーツできる人に心惹かれる。
立ち話もあれなので・・って言われて、喫茶店に入ることを承諾しました。
彼:真剣に恋人を探していて、本命ナンパさせてもらいました。
私:大学には女性いっぱいいるでしょう?
美人は数が少なく、もう取られちゃいました。
なんで、美人にこだわるの?
美人じゃないとデートで気持ち高ぶらないんです。
私も面食いだから、気持ち分かります。
私も野球が好きだから、すっかり盛り上がってしまって気がついたら2時間ぐらい話していた。
「明後日、試合があるから見に来てほしい」と頼まれ、了承した。
別れ際に「その試合でヒット打ったら、デートしてほしい」と頼んできた。
目で相手の気持ちを推し量った。
デートとは、やはり”エッチ付きデート”を指すみたいだ。
ヒットを打つ確率は高いわ、ホームランならいいけど…
なんとかヒットでお願いしますよ
あなたみたいな美人と”ステキな時間を過ごしたい”とず~っと思ってました
そう言われても・・困るわ
無理は承知で言ってます
どうか、、お願いします
よくもまあそんな図々しいことが言えるもんね!
女がエッチするとどれだけのリスクがあると思ってんの!!
どうか…お願いします
その後もエッチの約束をめぐって激しいせめぎ合いが続きました。
私もセックスするかどうかの瀬戸際だから簡単には承諾はできなかった。
でも、彼もどうしても私とセックスしたかったみたいで引き下がりません。
最終的に「ヒット2本打ったら考えてあげる」という妥協案で納得してもらった。
*写真はイメージです
№2に続く