先日、隣接する幼稚園で、90分の時間を頂いて、講演を致しました。チョキ



40名程の方が集って下さいました。本当は千人は集まるかな?(笑)と思ったのですが。


講演のタイトルは「聴く授業」。


授業と聞くと「嫌だな」、「つまらないな」と思うかもしれません。



覚えなければならないし、テストもあるし、あまり良い記憶が無いかもしれません。ダウン



学校の授業は、読むこと、書く事、そして、もう一つ記憶すること、の三つが中心的な事柄です。


現代の受験戦争に対抗する為に、読み、書き、記憶する、ひたすらそのことの繰り返しと言っても良いでしょう。



ところが人の世とは不思議なもので、それほど成績が大切で、良い学校に入り、良い会社に入りたいと願いながら、願った会社に就職出来、願った働きを得たと思っても、実際は学校で習ってきたことがあまり役に立たないと感じるのです。


実際、私も牧師になる為の学校で学びながら、教会へと遣わされましたが、遣わされてすぐ、学校では一度も教わらなかった、亡くなられた方の納骨をお願いされて、一体どうするんだろうと悩んだことを思い出します。叫び



学校での学びは、本当に基本的なことです。


全てに対応しているわけでもありませんし、社会に出た後は、自分で更に自分に必要な学びを続けていかなければ、なかなか成長していかないかもしれません。


さて、「聞く授業」、学校と社会とで、何が違うのかというと、何よりも人間関係です。


学校は友達が一人もいなくても、成績が良ければ、良い評価を貰えるでしょう。


けれど、社会では、友達、仲間との連携が上手くいかなければ、つまり、どんなに頭が良い人、優れた能力を持っているとしても、人とつながっていかなければ、良い評価を得る事が出来ません。


ここが学校と社会との大きな違いです。



勉強の成績が良い人が、良い社会人となるわけではありません。


むしろ、成績以上に人としっかりとつながっていける人、そんな人を社会は求めているのだと思います。


それでは、人とつながる為には、どうするのか?


学校では殆ど教えません。なぜなら「人の話しを聞く」ことが、つながる第一歩だからです。


しかも言っていることと、言わんとしていることとの違いをしっかりと聞き分けて、その人の心をしっかりと受け止めてあげる事です。


それが出来て来るならば、あなたの人生は劇的に変わります。クラッカー


イエス様は聞くことの名人だったと私は思います。みなさん、しっかりと人の言葉を聞きながら、神様と隣人とつながっていきましょう。



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