そして、ナザレを離れ、ゼブルンとゼブルンとの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれた。(マタイによる福音書4章13節)
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
聖書一日一節、今年も適当に頑張って(笑)書いて行きます。
聖書を読む、何かのきっかけになれば、とても幸いです。
今日はイエス様の引っ越しの話しですね。
私も小さい頃から数えると随分引っ越しました。
岩手の東和町というところに生まれ、釜石市、江刺市で育ちました。
その後、住んだ所は、熊谷市、宇都宮市、浦和市、小平市、豊島区目白、岩手県花巻市、町田市、そして今は、神奈川県綾瀬市です。色々と住んでいますが、大体、岩手県と関東だけですね。
随分、引っ越しました。人生の苦労を物語っています。(笑)
その間、多分、唯一持っているものはなぜか電気スタンドです
。いつもなぜか壊れずにずっと一緒です。どこにいても明るく照らしてくれます。
でも、場所が変わると気分も変わりますね。場所が変わると、また、新しい元気も出て来ます。よ~し、頑張るぞ~って。
不思議ですね。そして、なぜか、段々とその土地に馴染んで行くんですね。それも不思議です。
岩手県花巻市にいた頃、既に結婚していましたが、幼稚園の子を連れて、埼玉の祖父の所へ遊びに来ました。久しぶりの関東、首都圏
花巻では一番の服装をさせて、どこから見ても、都会の子の姿にして、新幹線に乗り、所沢に到着。そこでのおじいちゃんの一言、
「お~、どこから見ても、岩手の子になったなぁ」…。
ガッカリでした。(笑)。
でも楽しい思い出です。
イエスが移り住まれたのは、自分に洗礼を授けたヨハネが捕えられたからでした。
自分の師匠が捕えられたようなものです。自分も、もしかしたら捕えられてしまうかもしれない、そんな危惧を感じたのでしょう。
そこで自分の故郷に一旦戻りました。でも、故郷のナザレも離れて、近くのカファルナウムに来てそこを住まいとされました。
カファルナウムは湖の湖畔の町です。結構人口も多く、ナザレよりはずっと賑やかだったのではないでしょうか。
なぜ、カファルナウムに住まわれたのか、それには理由があります。場所を離れ、移り住むには必ず理由があるのです。
でも、どんな理由にしろ、移り住む。そこには何か「希望」が見えませんか。
新しい環境、新しい友達、新しい人間関係。
人間、その場所に留まり続けるにも勇気が必要です。でも、移るにも結構勇気が求められますよ。
どこでどう神の手があなたを動かすのかわかりません。留まっても、移っても、そこがあなたに与えられた祝福の場所ですよ。
今年も頑張っていきましょう。
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