みなさん、クリスマスおめでとうございます。
2012年という年も色々とありました。
アメリカではオバマ大統領が再選され、韓国でも新しい大統領が決まりました。
日本もまた、新しい総理大臣のもとで2013年に向かって行こうとしています。
世界の状況ばかりでもなく、日本においても、私たちの大塚平安教会においても、色々と出来ごとが起こります。
クリスマス礼拝を前にして、私たちの大切な、愛するF姉が天に召されていかれました。
この教会と共に生き、この教会と共に歩んだ方でした。
生も死も生きるも死ぬも、全ては主のものと思いながらも、全てを受け入れ、そして、神様のなさることは時に適って美しい、と信じ、感謝して生きて行きたいと願う思いを強くしています。
毎年迎えるクリスマス、Fさんは天の国でのクリスマスです。そちらもきっと賑やかなことだと思います。
その喜びとともに私たちも、精一杯の喜びを祝えればと思います。
皆さん、今年のクリスマス礼拝の説教題は「信頼の冒険」というタイトルです。
神様が私たちを信頼し、独り子イエスをこの世に誕生させて下さった出来事です。
この出来事が何を私たちに示しているのでしょうか。
私は、神様が私たちにも「一歩踏み出しなさい」と、促しているのだと思うのです。
私たちには、いつも躊躇してしまう一歩があるのではないでしょうか?
長い間、心の隅にひっかかり、このことが気になり…
でもどうしても一歩踏み出せないものがあるのではないでしょうか?
その踏み出せないでいる一歩を、神様が踏み出すには相手を信頼することだよ。
相手を愛して、信頼して進むことだよ。とこのクリスマスに教えているのだと思うのです。
つい、先日、新会堂建設のために、建設する敷地の確定のために、教会に、綾瀬市職員、海老名市職員、測量士、司法書士、建築士、隣地の代表者、そして教会の建設委員と、総勢17名が集まりました。
この土地の確定のために、大変な作業が必要でした。そして、その仕事はまだ、これからが本番です。
でも、そのスタートとして17名を集めました。祈りの中での働きでした。
これまで誰も一歩を踏み出しませんでした。だから、どうしても踏み出したいと願っていました。
これからも色々あることでしょう。けれど、神も御子イエスの誕生という素敵な信頼の冒険をされて、愛を示されたではありませんか、あなたも一歩踏み出して行きましょう。
それがクリスマスですよ。皆さん、人生これからです。
主は人の一歩一歩を定め/御旨にかなう道を備えてくださる。詩編37編23節