そこで、悪魔は離れ去った。すると、天使たちが来てイエスに仕えた。（マタイによる福音書４章11節）
悪魔は「誘惑」でしたね。
「誘惑」はとっても魅力的な世界です。
例えば、私は「牧師」ですけれど、何か趣味の世界で生きて生きたいなぁとか思ってしまいます。男はロマンチストですから(笑)
クラシック・ギター奏楽者、英語・フランス語で仕事、熱帯魚屋さん、車評論家、レーサー、園芸家、小説家etc 等になりたいなぁ～。と夢が膨らむものです。（少々オーバーですが(笑)）
でも、これらは全部「誘惑」だと感じています。なりたいなぁ～と願いつつ、何もことを起こしていないからです。つまり、本気ではないということです。
最優先は、やっぱり「牧師」の働きですよ。
これしかありません。
この働きに徹しようと、決断して動くことですよ。
今日は朝から二つの礼拝の後、教会員4件の御家庭に、収穫感謝礼拝でささげた果物を持って訪問しました。
当たり前の働きですが、皆さんに本当に喜んで頂きました。
その笑顔を見ていると、本当にこの仕事が与えられて良かったと思います。
だって、神様とつながって、人ともつながることが出来るんですよ。
スゴイ働きだと思います。良かったなぁと思います。
そんな思いの中でこの文章を書いていると、余計に「良かった」感が強くなりますよ。(笑)
きっと、そんな心の状態でいる時には、悪魔が心に入る隙間はありません。
あれも、これも、と思いながら生きていると、「あれ」と「これ」との間に隙間が出来て、きっとそこから「悪魔」が侵入してくるのではないでしょうか？
だから、「一つだけ、これのみ」で生きるのが大切なんだと思います。
時々、「恋人が欲しい」という相談があります。
答える中で、「恋人を求める以上に、自分が充実している状態を作りだすことですよ」と話すことがあります。
夢中になって生きている人は、一心不乱ですから、その姿に周囲の人々はとても魅力を感じるのだと思うのです。
目的がはっきりしている。その目的にしっかり進んでいる時、案外、生涯の恋人も与えられることがあると私は思っています。ウソだと思ったら試してみて（なんとかラーメン風(笑)）
それほどの魅力があるのです。
悪魔はイエスから離れ去りました。イエスがどんな「誘惑」にも屈しなかったからです。
イエス自身が、これからどう生きて行くのか決心を固めたからです。
だから、イエスの働きはいつも充実し、熱心であり、迷いがありません。とても魅力的です。
そのようなイエスに助け手が自然に現れるのです。天使たちです。
人の世に、御自分を示される整えを天使と共に行った時として、今日の聖句があるのだと思います。
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