更に、悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、世のすべての国々とその繁栄ぶりを見せて(マタイによる福音書4章8節)
ある映画監督の話で、印象に残っている言葉があります。
「小説は楽でいいですよ。だって、『この女性は世界一の美女であった。』て書けるんですから。
それを映画にしろって言われても、この文章を画像で表現するには、大変な努力が求められるんです。言葉と映像の違いっていうのはこういう所に出るんですよ」
正確な発言ではありませんが、内容は合っているはずです。とても納得した思いがしました。
だから、私は文章は好きでも映画はあまり好きではないのか?
なんて勝手に思います。結構妄想好きですから。(笑)
でも、昔からジュリア・ロバーツの映画だけはほぼ完ぺきに見てます(笑)けどね、あの大きな口に食べられたい。(爆)
聖書も文章だけですから、映像にするには厳しい場面がしょっちゅう出て来ます。
今日のこの箇所もその一つですね。
「世のすべての国々とその繁栄ぶり」この言葉です。
人類の誕生以来、一度も実現しなかった言葉です。「全ての国が、繁栄している」なんて。
「繁栄」と言う言葉も、どう捉えるのか難しいですね。
物質的繁栄なのか?経済的繁栄なのか?精神的繁栄なのか?
はたまたどんな意味の繁栄なのか、想像するのはとても難しいですね。
でも、一つ言えることは、「人類が幸せである」という意味だと思います。
それでは、悪魔がイエスを高い山に連れて行って、「人類が幸せ」な状態をイエスに見せたのでしょうか?それはつまり、悪魔って?イイヤツなの
ちょっと考えると変だなと思いますね。やっぱりこれは罠ですよ。
「誘惑」ですよ。そういう手口ですよ。
私は「相棒」が結構好きで、見ていますけど、大抵、犯人じゃないと思われる人が、犯人ですよね。
一度ぐらいは右京さんのような頭の構造になりたいですね。(笑)
だって、全て一時間で解決するんですよ。まあ、コナンなんて30分で解決ですけどね。
悪魔は、あたかも善人のようにして、イエスに近づくのです。
そして、「薄っぺらな、偽物の繁栄」を見せるのです。でも、イエスはその「ウソ」にすぐ気がついたことでしょう。
私たちも気がつくことが大切ですよ。残念ですが、「ウソ」の宗教まがいが沢山あります。
見抜く方法は、実はとっても簡単、「お金と権力」を持っていない方に進みましょう(笑)。大抵大丈夫です。
だから、うちの教会に来て見て下さい。なるほど(笑)と思いますよ。
「薄っぺらな繁栄」は人を悪魔にしてしまうのです。お気をつけあれ。
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