イエスは洗礼を受けると、すぐ水の中から上がられた。そのとき、天がイエスに向かって開いた。イエスは、神の霊が鳩のように御自分の上に降ってくるのをご覧になった。

(マタイによる福音書3章16節)



アメリカに、アブラハム・マズローという心理学者がいましたが、この人は、「自己実現の欲求5段階説」を唱えました。


一段階目が、「生理的欲求」これは、殆ど本能的な欲求です。睡眠欲、食欲、性欲、人が生きて行く中で自然に起こって来る欲求、何よりもこの部分が満たされないといけません。



二段階目は、「安全の欲求」、戦争とか、「命」に関わる不安が取り除かれることが、人間には必要です。「安全」が基本的に保証されている状態、この状態も極めて必要です。



この二つの段階で、これらの欲求が満たされていない多くの人々がいることを思うと胸が痛みますね。叫び


戦争、飢餓の中で、安全も命も脅かされている人々、子どもたち、知っているだけで何も出来ないでいる悲しさを思います。カゼ



さて、三段階目は、二段階目までの欲求が満たされると、「所属と愛の欲求」が出て来ます。


自分がどこに所属しているのか?自分の家族、民族、地域、社会に所属しているという安心を求めることになります。



四段階目は、尊重、承認の欲求です。つまり、自分を認めて貰おうと頑張れる、そんな状態にまでなる。このあたりは主に、先進国に住む人々が、大切と感じている欲求となるのではないかと思います。



最後の五段階目は、「自己実現の欲求」です。自分が自分でありたいと願う事が出来る、自分のやりたいことが出来る。出来るチャンスがある、そんな状態です。チョキ



洗礼を受けるということは、「所属」するという考え方です。三段階目ですね。


自分がどこに所属しているのか、どこに安心を求めるのかです。


イエスも「洗礼」を受けることによって、神に所属することを選びました。この所属感はサイコーです。合格


どうしてか、年齢、性別、人種、貧富、全てのものを越えて、私たちは「神」に所属できるからです。だから、大丈夫、そのような「安心」があるからです。


現代の問題は、自分がどこに所属しているのか、わからないでいる若者、大人があまりにも多く、それ故に、うつ病などにもかかり易くなっているのでは、と考えたりします。


あなたも神様にしっかりと所属しましょう。ホント、安心ですよ。クラッカー



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