斧は既に木の根元に置かれている。良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。（マタイによる福音書３章10節）
「人は、自分が思い描いたように生きる」と言う言葉は聖書にはありませんが、私は正しいと思います。
私は、今は教会の「牧師」として働いていますが、子どもの頃から夢も希望も持てないような家庭環境で過しました。
詳しく書いちゃうと、凄過ぎてヒカレるので、全省略します。
が、13歳から仕事をしていました。
勿論、中学校に通いながら。学校に行く前、帰って来てから、勉強どころではなかったですね。
それでも、子ども心には精一杯生きていたと思います。
でも、そんな環境といいますのは「夢も希望も無い」んです。だから、今、「夢も希望も無い」と思いながらこの文章を読んでいる人には是非、読んで頂きたいですね。
実際のところ、人はなにかしら「とりえ」のようなものがありますが、私は三拍子揃っていました。「体力無し、学力無し、財力無し」この三拍子はかなりきついです。
昔、不良とかヤンきーとか流行っていましたが、「不良」になるにもお金がかかるって知ってます？
ガクランの裏地に、トラとかヘビ（笑）とかの凄い裏地…あ～いうの高くないんですかね。？
リーゼントの髪型、ポマードとか整髪セットとかって結構な値段でしょうね？本物の貧乏って、「不良」にもなれないんですよ。
でも、不思議です。そんな「夢も希望も無い」と思っていた私が、塾に一度も行かず、全て独学で、しかも資金の全てを自力で、大学を卒業して、更に牧師になるために5年も多く勉強して、今に至るんですから。
どうしてそんなことが出来るのか。私は本の一冊位なら書けるかも（笑）と思っていますが、その秘訣は簡単です。
神様と出会ったからです。神様が私を必要として下さっていると信じたからです。だから、神様と出会った瞬間、「体力も、学力も、財力も」それなりに、必要な分を手に入れることが出来ました。必要以上には下さいませんでした。（笑）本当ですよ
なぜ、手に入れることが出来たのか？「夢と希望はある」と確信したからです。そして、そのように生きたからです。
牧師になる以外の全てを捨てました。だから今、思い描いたように生きているんですよ。
足元に置かれている斧を、自分磨きの為に用いるのか、自分を殺す為に用いるのか。それはあなたが選択されることです。
是非、自分を生かすための斧として下さい。お願いします。頑張って